・種類:ほ乳類
・名前:クロサイ
・生息地:アフリカのサバンナ
・大きさ:体長3.4m
・特徴:体全体をよろいのようなぶ厚い皮ふでおおっている
サイの角は昔から工芸品や漢方薬の材料として、お金持ちにたいへん人気でした。とても高く売れることから、多くのハンターが角を目当てにサイを狩りつくし、今では世界に5種類いるサイのすべてが絶滅の危機にあります。
そんなサイの角ですが、正体は皮ふの一部がかたくなったもの。つまり、ただのいぼです。シカやウシの角のようにカルシウムでできたものではなく、髪の毛や爪と同じ「ケラチン」という成分でできています。
ありがたがって漢方薬にしても、そのへんのおじさんの爪をせんじて飲むのと大差ありません。