starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

なぜワクチン陰謀論派は、反ワクチンをとなえるのか、衝撃の理由が判明


ワクチン陰謀論

image:秒刊SUNDAY

新型コロナワクチン接種に関するトラブルが多発している。京都伊根町では抗議の電話やメールが200件近く寄せられているということで、ただ事ではない。そもそも、なぜこのようなクレームが発生してしまうのか。抗議をする側としてはどのような心理が働くというのか、早速調べてみた。

新型コロナワクチン集団接種に対する抗議が殺到

NHKの報道によりますと、京都伊根町は今月6日から12歳以上の児童や生徒への新型コロナのワクチン集団接種を始めた。

しかし、子どもへの接種に反対する抗議の電話やメールなどが7日から8日までにおよそ200件寄せられていているという。

抗議のなかには「人殺し」「殺すぞ」などと職員を脅迫するような内容もあるという。

その後、個別接種に切り替える方針を明らかにしたということだ。

そもそもなぜ、集団接種に反対するのだろうか。

実は今回の新型コロナワクチンに関しては気になる情報が出始めているようだ。

ワクチン接種後の死亡者は196名

厚生労働省が公開している「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要」を見ると、ワクチン接種後の死亡者数は196名とされている。

新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要 (コミナティ筋注、ファイザー株式会社) 1.報告状況 ○前回の合同部会(5月 26 日)以降、コミナティ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が新たに 54 件あり、令和3 年2月 17 日から令和3年5月 30 日までに報告された死亡事例は計 139 件となった

引用:新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要

症状としては「くも膜下出血」や「急性心不全」など。年齢は若い方〜高齢者まで幅広い。

ただし、139件のうち139件は「情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの」とされている。

このデーターに基づき、ネット上では

・こんなもの「危険」と考えるのが当たり前です明らかな「危険」を「陰謀論」と評するメディアにこそ警戒すべき
・どれだけ亡くなったら 因果関係認めるんだろう
・副反応が出るのは稀なケースだと思ってる人がたくさんいるみたい

などと警戒を強めている。

しかし、この反応に対し政府は警鐘を鳴らしている。

ワクチン接種が原因で死亡者は増えない

現時点ではワクチン接種により死亡者が増えるという知見は得られていないと、政府は警鐘を鳴らしている。

そんな中、ワクチン接種を反対している人たちは「陰謀論」を信じているのではないかという声もあるようだ。

陰謀論ではないかという声も

バズフィードジャパンの記事によると、陰謀論を信じている人は予防行動をとる可能性が低いという。

医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に5月に掲載された論文は、コロナやワクチンに関する陰謀論を信じてしまった人たちは「予防行動をとる可能性が低く、接種の意欲が低下する」と警鐘を鳴らした。

引用:ワクチンめぐり広がる「陰謀論」専門家が「これからが正念場」と警鐘を鳴らす理由

つまり、陰謀論を信じてしまい、都合の良いデーターを利用し、科学的な根拠や知見がないまま「コロナワクチンは悪である」と確証している可能性がある。

確証バイアスが働いている可能性

このようなケースは、新型コロナワクチンの問題だけではない。

大きな災害・天災が発生した際にも「確証バイアス(オオカミ少年効果)」が働く。

たとえば、関東大震災では「朝鮮人が火をつけ、暴動を起こそうとしている」「​井戸に毒を投げ入れた」などのデマが広がった。

東日本大震災や、一発目のコロナ緊急事態宣言では「トイレットペーパーがなくなる」というデマが拡散。

本件に関しては、総務省が公開している「データから見るフェイクニュース 東京大学 大学院工学系研究科 鳥海不二夫」に関しても本件が詳しく記載されているので参考にしていただきたい。

確証バイアス
• 先入観から判断 • 都合の良い情報だけを収集
• 先入観を補強する傾向
• 「ワクチンを打った後に死亡」
• 反ワクチン→ワクチンは危険
• 陰謀論→ワクチンは製薬会社の陰謀
• ワクチン信頼→ワクチンの影響かは分からない

引用:データから見るフェイクニュース 東京大学 大学院工学系研究科 鳥海不二夫

つまり根拠が正しいかどうか不明なまま、陰謀論を信じ抗議をするという流れ。

しかし「確証バイアス」は人にとって至って普通の心理であり、防衛本能。

したがって必ずしも「確証バイアス」が働いている人が悪とは言い切れませんが、逆にそれらを補正させる手法もなかなかない。

いずれにせよこのような問題が発生するのは、やはり「コロナ禍」という特殊な状況下であることが言える。

はやくこのような不穏な状況から抜けたいものだ。

Source:厚生労働省 / 総務省

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.