かわいい女の子をモチーフとして二次元キャラは、日本の文化として世界にも発信されています。クールジャパンの一環とされているアニメや二次元キャラですが、日本全国の温泉地や地方都市の魅力を国内外に発信するために作られた『温泉むすめ』が、卑猥すぎるのではないかとネット上で炎上する事態になっているのです。
政府観光局が推進する『温泉むすめ』
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地域活性化プロジェクトとして、全国の各温泉地をモチーフとした二次元キャラクターを制作し、観光庁が後援もしている『温泉むすめ』。
2020年には、政府観光局が推進する訪日誘客キャンペーン『Your Japan 2020』でポケモンやキティちゃんと並んで日本を代表するコンテンツにも選出されています。
かわいいキャラクターに、声優さん達による萌えボイスが癒しで、これからの寒い季節にはキャラクターを巡りながら温かい温泉に浸かりたくなってきてしまいますね。
しかし、観光庁後援という格式ある温泉むすめが、今炎上しているのです。
温泉むすめ、キャラ設定が卑猥すぎると炎上
全国各地のご当地温泉に、各温泉むすめが存在していますが、キャラクター設定が卑猥ではないかとネット上で話題になっているのです。
各温泉むすめには、プロフィールが存在しており、性格なども事細かに設定されています。
そのキャラ設定が卑猥すぎるとして「温泉むすめはさすがにあかん。」「たしかにこれは酷い。」「親子連れで温泉に行ってこんなパネルあったら嫌だ。」と、一部ネット上で炎上する事態となったのです。
ちなみに、筆者の住む静岡県浜松市では、舘山寺温泉が有名です。
舘山寺温泉には、『舘山寺萌湖』という温泉むすめが存在していました。
プロフィールを見てみると『夜の〇〇』という名前を付ける癖がある。趣味はパルパルすることなど、一見すると卑猥なように感じるかもしれません。
しかし、地元民からしてみると、浜松銘菓である春華堂のうなぎパイは『夜のお菓子』としてメジャーです。
趣味のパルパルすることって、いったい何をするの!?と妄想を掻き立ててしまいがちですが、アンパンマンで有名なやなせたかしさんがキャラクターデザインを手掛けた浜松市の遊園地・パルパルは親子連れでにぎわってい人気です。
ちなみに、パルパルは、SixTONESが訪れたことで聖地化された場所でもあります。
舘山寺温泉の温泉むすめのキャラ設定を見てみると、地元のことがギュッと凝縮されており、地域属性が満載となったキャラクターであることが伺えるのです。
卑猥と炎上していますが、もしかしたら地域属性を反映させたキャラ設定にしており、「温泉むすめはその温泉の歴史をモチーフにしてる。」「背景を知れば問題のない設定。」と、コメントが寄せられていることから、その地域について知らない人が一部で炎上させているのかもしれません。
【温泉むすめ】30秒CM「温泉むすめで、旅に出よう!」
source:温泉むすめ