値上げが続くマクドナルド。2023年1月の全店舗大幅値上げで若干客足が遠のいたものの、圧倒的ハンバーガーチェーンであることに変わりはありません。そして半年後の7月19日、全国184店舗において「都心店価格」「準都心店価格」という事実上の値上げを断行。その都心店、単純に東京や大阪の中心部ではなく……ここは都心店価格なのに、こっちは通常店なの!?ということもあるようです。
マクドナルド、都心店184店舗で値上げ断行
マクドナルドの値上げが止まりません……2022年に行なった2度の値上げ、2023年1月の値上げに続きまたしても値上げが断行されました。ただし、今回は全国184店舗のみ、都心部に準ずる店舗に限っての値上げとなります。
日本マクドナルド 都心部の店舗対象に値上げ#日テレNEWShttps://t.co/BTqPoe0cJY
— 日テレNEWS (@news24ntv) July 19, 2023
ビックマックを例に上げると、都心店450円→500円、準都心店450円→470円、通常店450円据え置きとなっており、小さくない上げ幅です。
参考:日本マクドナルド「都心型価格の適用店舗再編のお知らせ」
都心部といっても、単純に繁華街や周辺人口だけじゃなさそう……
都心部といって想像するのが、東京駅周辺や新宿、渋谷、池袋あたり。大阪なら当然梅田やなんばといった御堂筋線沿線。しかし単純にそんなことでもないようで……。
例えばJR東京駅店や西武新宿駅前店、渋谷センター街店、池袋東口店などは納得の「都心店」ですが、渋谷新南口店、中野南口店、神田小川町店、アトレ五反田店が同じ「都心店」と言われると、うーん……って感じですよね。(実際に伺ったことのある店舗のみで判断しています)
同じく神田末広町店、東新宿駅前店、下北沢店、浅草店が「準都心店」というのはわかりますが、平井店、田端店、武蔵境北口店、新中野店も「準都心店」となってくると、基準はどこなんだ!という気持ちになってきます……。(あくまで個人の見解です)
そしてなぜか、新高円寺店や落合店、南千住店などの23区内の繁盛店が「通常店」として扱われることが不思議でなりません。新高円寺や落合は東京メトロの駅付近ですが、南千住はJRで駅直結といっていい利便性なので、かなり疑問でした。
上記に関して「お客様サービス室」に問い合わせたところ
「販売実績や地価、人件費などによって総合的に判断しております」
「申し訳ございませんが、詳細に関してはお答えしかねます」
「総合的に判断」されているということなので、あとは社外秘ということでしょう。おそらく見直しも行われるはずなので、先日まで「準都心店」だった店舗が急に「都心店」に!なんてことがあるかもしれません。
それにしても、あまりに値上げが続くマクドナルド。値上げ分を人件費に回してくれるのなら気分的にも払えますが、それにしても……という価格になってきたことは間違いありません。
source:マクドナルド公式サイト