不具合というものは発生させてはいけない問題ではあるのですが、先日大きな問題となった「みずほ銀行」の不具合は記憶に新しい。多くの利用者が困惑し、そして憤りを顕にしたものだ。そんな中、こちらの不具合は、困ったものではあるが実は利用者側としてはある意味嬉しい不具合なのかもしれません。一体何が起きていたのか。
商品価格が670円→75円祭り
\\ #世界のKFC //
今日は #イギリス から「#ジンジャータワーバーガー」
サクサク衣のチキンの上に、チーズとハッシュドポテトを乗せた、ボリューミーなサンド
後がけ出来ちゃうソースもついています
ガブッとかぶりつきたいと思う方は、いいねやコメントで教えて pic.twitter.com/RGIuVHsYAq— ケンタッキーフライドチキン (@KFC_jp) August 12, 2019
ということで今回はあの「ケンタッキーフライドチキン」のアプリの不具合のようです。どうやら、ジンジャータワーバーガーの価格が普段であれば670円ほどだったのが、不具合によって75円というとんでもない価格になってしまっていたとのこと。
この問題は昨年12月に発生していたもので、もちろん既に修正され問題は解消されているようですが、このスキを狙い多くの客からの注文が殺到してしまい、中には20個頼んだという猛者も現れたのだということだ。
この情報はまたたく間に拡散し、多くの客がこの不具合を利用し注文したということだ。日本でもまれにAmazonや楽天でも同様に価格ミスが発生するが、大抵この手の問題は店側から「キャンセル」されて終わる。しかし、今回はこれが実際注文され、届いたということだから驚きだ。
KFC fan buys 20 Zinger Tower Burgers for 50p each after spotting app glitch https://t.co/5XfROhtvh2
— Mirror Money Saving (@MirrorMoney) December 2, 2020
KFC fans order up to 20 burgers after glitch cut price from £4.50 to just 50p https://t.co/6V6P8jHeQy
— World News (@worldnewstweet_) December 2, 2020
実際に届いたものを見てみると、たしかに大量の商品が並べられているのがわかる。ちなみに20個のハンバーガーを購入しても大体1500円程度で収まる。
もちろん購入後どうするかという問題があるわけですが、お茶漬けにして食べるという手もあるので是非参考にしていただきたい。
しかし、妙なのはこの手の不具合でしっかり注文できるというのはなかなかないことだ。それを踏まえると、この一連の騒動含め、企業側の何らかの目論見があったのではないかと勘ぐりたくなるものだ。
Source:DailyMail