多分一番有名な慣用句の誤用と言えば「情けは人の為ならず」だと思います。字面だけ追ってみると情けをかけるのは、本質的にその人の為にはならない(から情けなんてかけない方が良い)に思えますが、実際は情けをかけると、回りまわって自分にかえってくる(から、情けはかけよう)という意味が正しいというのは有名な話。でも今から紹介するこの二つは僕も誤用で使ってました!
真逆の意味で使いがちな慣用句
これは誤用しがちだよねー! pic.twitter.com/q767xTiQ3t
— ちゃわん@働きたくないでござる (@tyawan) September 6, 2019
斜に構える→誤:不真面目な態度をとる。正:物事に真摯に取り組むこと
穿った見方をする→誤:ひねくれた見方、疑ってかかるような見方。正:物事の本質を捉えた見方
この二つ、母が昔から誤用でバッシバシ使っていたんで僕もずっと間違って覚えてました。斜に構えるなんて真逆じゃないですか...恥ずかしい!
twitterの反応
この二つに関してはむしろ正しい使い方してるのを見かけた事ないですね。
もう誤用の方が定着してるのでは?— アブさん (@9yE01e3zL7HbXWx) September 7, 2019
はい。すみません。僕自身の言い訳の為にコレ張らせてもらいました。でもタイトルでも書きましたが本当に9割以上は誤用してましたよね?ね?
ずっと「はすにかまえる」だと思ってました
— 軽木 野須 (@calkinoth) September 7, 2019
これも間違いなのでしょうか?「はす」でも「しゃ」でも合ってると思います!むしろ間違っていたらうちの母は二冠になってしまいます。
様々な誤用や、時を経て使い方が変わってくるものも多いですが、その中でも誤用の方でかなり広まっている慣用句ですが、もはや誤用で広まりすぎてしっくりこないまであるなと思いますよね。
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