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野外音楽フェス「グローバルアーク2021」ありえないマスク対策で大炎上、会場の運営会社が謝罪する事態に


不織布マスクNG グローバルワーク2021

image:秒刊SUNDAY

8月27日~29日まで群馬県で開催された野外音楽フェス「GLOBAL ARK2021」(グローバルアーク)。既に「FUJI ROCK」が開催された今、フェスの開催自体が問題になったわけではないのですが、マスク対策を巡って大炎上しています。そしてその炎上を受けて、会場の運営会社がホームページ上で謝罪する事態になっているようです。

「GLOBAL ARK2021」問題となったマスク対策とは……

不織布マスクNG

なんと「不織布のマスクNG」という斜め上なルールで炎上しているというのです。その件に関しては、開催場所である群馬県のローカル新聞「上毛新聞」が報じておりますが、不織布マスクNGの理由が斜め上なのです!

参考:上毛新聞社

「不織布マスクNG」の理由とは

GLOBAL ARK2021のサイトにあった「シン・ドレスコード:||」によるものらしいのですが、ちょっと何言ってるのかわかりません。とにかく「不織布マスク」がNGということだけは伝わりました。

image:秒刊SUNDAY

その他サイトに改定ある「不織布マスクNGの理由について」を見てみると……

"ウレタンマスク警察"と呼ばれる一般市民による嫌がらせもあり、社会問題となりました。
「性能の差」を強調する意見が目立ちますが、専門家は「場所や注意点を守れば使用に問題はない」としています。
不織布マスクを着用すると、マスク内部が蒸れやすいこともデメリットでしょう。
不織布マスクは使い捨てであり、落としたりすると誰のものか分からなくなります。
グローバルアークの来場者でそのような事はないでしょうが、中にはポイ捨てする人もいます。

といったことが書き綴られており、スポーツ紙の取材には「NGとしたのは半分ギャグでした」と答えています。

image:秒刊SUNDAY

つまり、不織布マスクのデメリットが多いので「ドレスコード」として不織布マスクはNG。代わりにおしゃれマスクをしましょう、と「半分ギャグ」で伝えていたことになります。

これに対してネット上は「アホの極み!主催者は頭がイカれてるとしか思えない」「今まで耐えてきた音楽業界の人たちをバカにしている」「シン・ドレスコードって名称は果たしておしゃれなのだろうか?」といった言葉で溢れかえっています。

会場を提供した会社が謝罪する事態に

GLOBAL ARK2021の会場は、群馬県片品村にあるほたか牧場キャンプ場。こちらの会場を提供した「武尊山観光開発株式会社」はホームページ上で謝罪をする事態にまで発展してしまいました。

片品村様からの開催延期や中止等の要請を受け、弊社としても主催者に対して強くその要請を行ってきたところでしたが、主催者側の開催に対す る強い考えから、感染防止対策を最大限に行うことを条件に施設利用の許可をいたしました。

(中略)

新型コロナウイルスの感染リスクを増やし、皆様にご迷惑、ご心配をおかけしてしまったことにつきまして深くお詫び申し上げます。 誠に申し訳ございませんでした

今回フェスが行われた群馬県片品村から延期や中止の要請はあったようですが、最終的には会場を許可してしまったことに対する謝罪のようですね。

引用:武尊山観光開発株式会社「GLOBAL ARK 2021」のイベントについて

賛否両論あるものの、現状出来うる限りの感染対策を行なった「FUJI ROCK」と比較すると「不織布マスクNG」というのは脇が甘かったような気がします。筆者もフェスが大好きなので主催者側の開催したい気持ちは痛いほどわかるのですが、コロナの感染拡大が止まらないこの時期、もう少々慎重に進めてもよかったのではないでしょうか。

筆者が毎年楽しみにしている「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 」「イナズマロックフェス」「氣志團万博」は、2021年全て中止となりました。中止というのは苦渋の決断だったに違いないと思うのですが、自分の好きなフェスの主催者がその判断を下してくれたことに対し、正直安堵しています。

source:武尊山観光開発株式会社

画像掲載元:SS.ナオキ

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