コロナウイルス感染症予防によりさまざまなイベントがいまだ自粛状態ではありますが、小規模のものはちらほら開催されてきている今日このごろ。でも今年はハロウィンも自粛だな~なんて思いながら近所で買い物をしていた帰りみち。ふとイベントブースのようなところがあり気になったので立ち寄ってみました。
ワールドクラフトフェア
なるほど、心で世界をめぐる
身体は世界を渡りたくとも行けない状況なので、せめて心でという趣旨のフェアですね。
こちらはペルー
行ってみたいですね!あのマチュピチュのある国ですよね
この笛が個人的にはツボで、もう少しで買うところでしたが使い道がないことに気づきやめました。
そんななかひと際異彩を放つ場所があったのでどこの国かなと思い向かってみると
日本人製作の手作り製品
てことはこれは日本の商品ということですね!?
世界をめぐるつもりが速攻で日本帰ってきちゃいました。でもこのお店が一番気に入ってしまったんです。これが愛国心というやつか(多分違う)
はじめはアクセサリーの小さいものから見ていたら、少し経ってお兄さんが話しかけてきてくれました。
「すべて手作りなので同じものは一つもないんです。」
「光にかざしてみると色が変化して違う雰囲気になるのでぜひ手に取って見てください。」
かざしてみると本当に色味が変わるんですよ、見えなかった色が出てくるという感じで、より美しくなります。
残念ながら写真だと魅力が伝わりずらいですが、こうゆうのがインターネットを介して伝えることができるぐらいにITが発展してほしいと願う。
繊細な工程を経て仕上がる作品群
そしてこれだけ複雑な色味と模様を表現するにはやはり相当な手間と技術が必要とのことで色々話してくださいました。
作っていく過程で空気の量を調節して火の性質を変えたり温度が微妙に違ったり、私にはうまく説明できないのですが、とてもとても繊細な工程で作られていて、それによって
色味などが変わるので出来上がってみると思っていた色味じゃなかったりすることも。
でもそこがおもしろいんだそうです。
あまりに綺麗で個性的なので、記事に書きたいので写真撮ってもいいですか??と尋ねると快く了承くださいました!
普通手作りガラス製品って、理由は定かではないんですが撮影NGなこと多いんですよ。量産してるタイプのものはわりと平気だったりするんですが、
一点ものとかは結構「撮影不可」って書いてあって、残念だなーと思うことがしばしば
しかしこちらの店主井上氏は「もうどんどん撮ってください!」と神対応
なぜOKなんですか?と聞いてみたら返ってきた答えが
「だってこんな複雑な品物は僕にしか作れないから(どや)」
ですって!!どっかの漫画か小説に載ってた?というぐらいカッコイイ発言だったので衝撃でした。
こんな自信たっぷりの品々が東京のこんな端っこで出店しているだけではもったいないのでぜひ知ってもらいたいとご紹介いたしました。
「月の木ガラス」
インスタグラム tsukinokiglass(月の木ガラス)
サイト http://www.yuccaglass.com
メール tsukinokiglass@gmail.com
電話 090-7124-5658