
image:秒刊SUNDAY
100ショップの代名詞「ダイソー」の新形態、300円商品がメインとなる「Standard Products」(スタンダードプロダクツ) が渋谷マークシティ1Fにオープンしました。メディアを中心にかなり注目が集まっている店舗ではありますが、実際の店舗の様子はどのようなものなのでしょうか。実際に足を運んで確認させていただきます!
ダイソー新形態1号店「Standard Products」オープン!
3月26日にオープンした渋谷マークシティ1Fにある「Standard Products」(スタンダードプロダクツ)が大変な話題になっています。オシャレな商品が安価で購入できるということもあるのですが、以前「フライングタイガーコペンハーゲン」が入っていた場所ということも要因かもしれませんね。
3月31日(水)
本日の#ひるおびライフ
お楽しみいただけましたか?ダイソーの新ブランド #StandardProducts
是非生活に取り入れてみてはいかかですか?商品について詳しくはこちら☟
この後もひるおび!をご覧ください
#ダイソー #DAISO #StandardProducts pic.twitter.com/nQ51MESGiE— TBSテレビ「ひるおび!」 (@hiruobi_tbs) March 31, 2021
参考:Standard Products
ジェネリック無印良品!?
SNSを見る限り、非常に多く感じたのが「ジェネリック無印良品」という感想。店舗の雰囲気が無印良品っぽいことと、置いてある商品に「無地」のモノが多いというのが原因かも。
ダイソーの新業態店舗、ジェネリック無印だこれ。
— AirModelLetter (@air_model) March 28, 2021
「隣」のダイソーの方が良い!という方も多く見受けられます。
マークシティのジェネリック無印に行った感想としては、現時点では品揃えが微妙すぎるからお隣にある普通のダイソーで買い物した方がいいなって感じです
— からあげ (@usagi_tawashi) March 30, 2021
フラッグシップ店として位置づけられているダイソーになりますので、品揃えが豊富なのかもしれません。
渋谷の新しいダイソー楽しい。300円のほうより100円のほう。めちゃめちゃ品揃え豊富。
— 百(ひゃく) (@hiyaku_100) April 3, 2021
「Standard Products」へ行ってみました
筆者的にはコロナ禍もあるのですが、道玄坂近辺のライブハウスが少なくなってから足を運ぶことが極端に減った渋谷。今回は「Standard Products」目当てで感染予防対策を万全にして渋谷にやってきましたが・・・スクランブル交差点はエグいほどの人だかり!日曜の昼下がりとはいえ、コロナ前と比較しても変わっていないような気がします。

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そんな「JR渋谷駅」からは徒歩3分ほど。「京王井の頭線渋谷駅」の西口改札からだと30歩も歩けば「ダイソー」&「Standard Products」に到着します。これなら雨の日も安心。

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「Standard Products」は入場制限がかかっており、中に入るまでは約20分。日曜日ということもあり、店員さんの話では「先週(オープン週)はもっと列が長かったのですが、今週に入ってだいぶ落ち着きました」ということなので、これ以上列が伸びることはなさそうですね。

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「Standard Products」に入店しました
入る前からわかっていたことですが「無印良品」感、確かにあります。それがマイナスかどうかというと、そんなことはないですけれどね。

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店内に入って驚いたのは品切れの多さ。予想以上の売れ行きということもあったと思うのですが、第一号店ということで「近隣他店」から在庫補充が出来ないというのはキツイところかと。店内の至るところに「お詫び」が貼り付けてありました。

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確かにドン引きするレベルで品切れが多かったです・・・(2021年4月5日16時頃)

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比較的在庫に余裕があったアカシアのトレー、こちらも飛ぶように売れているのでいつまで在庫が持つか・・・

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ブリキのバケツも在庫僅少となっています、これは確かに売れそう。
白いコンテナも人気商品だったようで、品薄状態になっています。

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この辺のお皿やマグカップは大きさによって100円~500円、商品の質を考えるとかなりお安く感じます。しかしこちらも品薄になっており、並べ方を工夫してなんとか場をもたせている感じ。

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店内を見回して思ったことは、品数の少なさ。1つのアイテムに対して、選択肢が大きさくらいしかないんですよね。その辺は無印良品もそんなに変わらないのですが、アイテム数が無印と比べて少ないので全体的にボリューム不足を感じてしまうのが本音。数少ないカラフルな商品も色展開に乏しく、好みの色がなければ食指は動きません。

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ニュースリリースでは「300円が中心」「300円ショップ市場のさらなる拡大」ということだったのですが、500円や700円の商品が目立っていることも気になった点の一つです。

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アルミ弁当箱は大きさによって500円~1,000円と少々お高め。

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ちょっと気になったトングは500円、これが300円なら文句なしで買いだったのですが。

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これは!と思った耐熱ガラス容器でしたが、こちらも500円(大きいものは700円)でした。

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おそらく「無印良品」と似たような商品を安価に手に入れたい、という方のニーズには答えられると思います。しかし、ダイソーが好きな方がダイソーに足りないモノを求めて来ると何も買うものが無い・・・ということになりそうな気がします。品揃えの少なさに関しては1号店ということと、店舗の狭さが原因になっているのかもしれません。

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実は隣の「ダイソー」と比較して店舗面積が約1/10ほど。以前こちらに店舗を構えていた「フライングタイガーコペンハーゲン」と同等の広さを期待していた筆者としては、肩透かしを食らった気分でした。まさかダイソーの1コーナーくらいの大きさだったとは・・・

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隣の「ダイソー」がえげつなかった!
店内のポスターによると「 旗艦店」(フラッグシップ店)と位置づけられているダイソー渋谷マークシティ店。広々とした店内に他では類を見ないレベルの品揃え、もしかして「Standard Products」をダイソーで満足させようとしているのではと勘ぐってしまいそうなほどです。先が見えないほど広い店内。

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造花だけでもこの品揃え。コーナーによって、ライティングの色や明るさを細かく変えているようです。

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渋谷らしく化粧品の充実ぶりが凄い・・・

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他に目立つのがお菓子売場。おそらく子どものためにだと思うのですが、通路が非常に広くとられています。陳列台もお菓子売場専用のものを使っているのです。一つ一つがとにかく細かいところまで考えられており、感心させられます。

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先述の通りSNSでも「隣のダイソーが良い」という声が多かったのですが、隣のダイソーに圧倒的な魅力を感じますね。個人的な意見としては、現状での価格・在庫・商品展開を考えると「無印良品を選ぶ」というのが本音です。立て直してくる可能性もあると思いますので、しばらくインターバルを取ってから再訪してみるつもりです。
ここから歩いて1分もかからない場所に、むちゃくちゃコスパの良い焼肉屋があります。こちらの日替わり定食は味も最高なので「Standard Products」に足を運ばれた際はぜひ!
画像掲載元:SS.ナオキ