「ミニチュア」は小さな世界。ミニサイズで可愛らしく、精密でいて、奥深い……。ミニチュアの世界は多くの人を虜にしています。そんなミニチュアですがTwitterに、こびと屋(@cobtoya)さんがご投稿された「コルク栓の中の部屋」が話題を集めています。それは、何とコルク栓をくり抜き、人物、本棚、小物などギュッとその空間に詰め込まれています。作者のこだわりと緻密さに圧倒されます。
コルク栓の中に広がる夢のような世界に魅了
#多分私しかやってない
コルク栓の中に部屋を作ってみたり pic.twitter.com/vsBe63Syg0
— こびと屋 (@cobtoya) August 21, 2022
コルク栓の中に、小部屋を制作された方のツイートを発見しました!拡大してよく見てみると、ライトや棚のアイテムなども小さいのに、存在感もあり、制作者さんが一つ一つ精魂込めて制作されているのが伝わって来ますね。すごいとしか言いようのない圧巻のクオリティーですね。
ツイートのリプ欄には、丁寧な細かい仕事をされている声や、細部までこだわった作品に絶賛の声が続々と寄せられ注目を集めています。
・わ!!すごいかわいいです…!!小さな世界……!わくわくしますね。
・コルク栓の中の世界、大好きです。
・こんな細かい仕事 私には無理だ。
・さすが!これやっぱり凄すぎます。
制作者さんインタビュー
Twitter投稿者であり、制作者のこびと屋(@cobtoya)さんにお話を伺いました。
■コルクの作品を作り始めたきっかけは?
部材を見るのが好きで、ホームセンターに行った時にふと、コルク栓に目がとまり「コルク栓の中にミニチュアを創ったら可愛いのでは?」と思ったのがきっかけでした。
ミニチュア・ジオラマは3年半ほど前から、ミニチュアコルクは3ヶ月ほど前から始めています。
■どのように作られていますか?
まずは、コルクの中身をくり抜く作業から始まります。カッターで切り込みを入れ、ペンチ等でくり抜き、土台となる部分を作ります。その後、くり抜いたサイズに合わせながらミニチュアを制作していきます。
何回か照らし合わせながら、棚や小物、本棚を作り、そのサイズに入るような本を作っていきます。自分のこだわりで、背表紙に模様を入れたのがポイントの1つだと思います。
どうしても手作業なので、1つ1つのサイズや形が変わり、微調整を繰り返しながら制作するので時間は掛かりがちですね。初めて創る部屋ですと10日程掛かります。
■作品が完成された時のお気持ちは?
やっと納得できる可愛いのができた!と嬉しくなります。完成した瞬間に見て欲しくてすぐにツイートしがちです(笑)
■いいねやRTされるなど大きな反響がありますが、どのような心境ですか?
本当に沢山の反響があり、とても嬉しく思っております!また、これから色々と創っていこうと思っているので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
■今後の夢や制作したい作品はありますか?
スケールは変わらずに、多くのコビトが生活していそうな、そんな団地のようなミニチュアも創りたいなと思っています。また、まだまだ遠いですが、展示会やミニチュアの写真集のような書籍などを出せたら良いなとは思っております。
こびと屋さん、お忙しい中お話いただきありがとうございました。
こびと屋さんの作品は、その空間のあたたかさを感じられたり、情景を思い浮かべて空想の世界へ入り込んでしまうような不思議な魅力がありますね。今後もこびと屋さんの作品に注目していきたいですね!新作は一体コルクの中に、どんな世界が広がるでしょうか?楽しみにしております!
ミニチュアといえば、超絶小さいミニチュアキッチンで実際に調理している動画にも驚きますよ。
Source:こびと屋(@cobtoya)