スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」では、サルが骨を使い、やがてそれが進化して宇宙船を作るという我々の進化の過程を表すシーンが有りました。そんな映像を連想させるがごとく、今回はなんとそのサルが骨ではなく、スマホを使いこなすというのです。
モノリスが知能を与える
さて、2001年宇宙の旅で重要となる物体「モノリス」。黒い平べったい謎の石であり、コレが登場すると動物は進化をするということで、サルが道具として骨を使い、その後さらに進化して人間となり宇宙へ旅立つというシナリオです。
しかし2019年となった現在、未だに月へ移住どころか宇宙旅行が一般的になっていない点はなんとも言い難い現状ではありますが、なんとサルのほうがすでに現代の文明に追いつこうとしているのです。
それがこちら、スマホを使うチンパンジー。
スマホを使う動物はたくさんいますが、注意して見ていただきたいのは、スマホを操作してインスタグラムを使いこなしているのです。
サル「この写真はなんだろな、・・・あっいらね」「これもいらね」「これは・・・俺や俺」
などと言っているのでしょうかね。なんとも微笑ましい様子であります。
映画では2001年に既に宇宙旅行が実現しているハズでした。しかし現実はまだまだ先の話のようです。
チンパンジーが「スマホ」というモノリスの恩恵にあやかり、将来人間を凌駕する知能を有する時代が来る可能性も無きにしもあらずではあります。
画像掲載元:写真AC