小学校や中学校の頃、池や川のほとりで見かける虹色の模様。今までこれはただの「油」が浮いていると思っていた方は多いのかもしれません。実はこれ油じゃないということです。え?油じゃないの?じゃあ何なの?と思った方も多いハズ。その疑問に対し衝撃の事実が発覚しネットでも話題となっております。いったい正体は何なのでしょうか。
虹色の皮膜の正体は……
ということで、学校帰りでよく見かける「油」っぽいカラフルな物体。もちろん気にもとめず、素通りしていた方も多いハズ。
しかしながら、それ実は「油」ではないと知ったら皆さん驚くのではないでしょうか。そうなんです。油ではないようです。
では何かといいますと、それは「酸化皮膜」というもので、鉄バクテリアだということです。以下大分県のサイトに詳細が記載されております。
晴れが続いたり水が流れにくい状態になると、水量の乏しい水路や河川では、水底が赤く濁っていたり、水面に油膜のようにギラギラしたものが浮いていることがあります。
これは土壌中に広く生息している鉄バクテリアという細菌により、水中の鉄分が沈殿物や鉄の酸化皮膜(鉄バクテリア皮膜)になったものである可能性が高いです。
引用:大分市(河川が赤い、油のようなものが浮いている? ~正体は鉄の酸化皮膜かもしれません~)
よく見かける場所としては、鉄分の多い土地ということです。もし学校帰りに「酸化皮膜」を見かけたら、鉄分の多い土地何だなと思えば良いようです。
ネットではこの事実に……
「油膜だと思ってました。油じゃなかったのねー、これまでずーっと油膜だと思っていました」
とやはり驚きの様子。
ちなみに全てが「酸化皮膜」ではなく実際に「油」の可能性もあるようです。それを見分けるには、棒などで触ってみて割れてもとに戻らなければ「酸化皮膜」。もとに戻るのであれば「油」のようです。
いやはや、世の中にはいろいろな「衝撃事実」が存在しますが……今回の衝撃事実、案外あまり知られていないんじゃないでしょうか。
Source:大分県