LINEにまつわる噂やネタは日々絶えないわけですが、例えば特定の文章を送信しなければ呪われてしまうという「チェーンLINE」、知り合いからWEBマネーの購入を促される「LINEのっとり」特定のURLを押すと不正な挙動をする「LINEスパム」などなどたくさんあります。そんな中新たな問題が浮上しております。なんと会話がLINEに送信されるというのです。ー会話内容が送信される?
こわい😱😱😱設定変更した💦
— 西村紗也香 (@_sayakadiet_) 2018年7月9日
【LINE】2018年のアップデートでトークルームの内容等が(自動的に)LINE社に収集されているようです。
LINEを使用している方は設定をチェックしてみてください。
設定→プライバシー管理→情報の提供
「トークルーム情報」
「ウェブ追跡型広告の受信」
チェックを外す。 pic.twitter.com/TafsLBVjr5
会話内容が送信されてしまうという情報は現在ツイッターなどで拡散しており、とある設定をしないとLINEに送られてしまうというものです。その設定は「プライバシー管理」→「情報提供」→「トークルーム情報」と追っていくと確認することが出来、デフォルトではONという設定になっております。
ー情報の提供
では、この「情報の提供」とは一体何を示すのか、実はその辺明らかになっていないのですが、その下の「ウェブ追跡型広告の受信」のボタンが存在するという点から推測するに、追跡型広告の品質をより向上させるためにトーク内容を送信しているものと思われます。
追跡型広告とは、いわゆるターゲティング広告で、例えばスマホを検索すると、バナー広告などにスマホ関連商品が出てくるという仕組みです。
ー何が送信されるのか
その情報元として「トークルーム」も対象となっているということになります。
ではその情報はどこに送られるのか、その辺は不明ですが、LINE社によりますと以下のように記載があります。
本件は、皆さまへのより良いサービスの提供を目的としております。友だち(ユーザー)同士でやり取りしたメッセージや画像・動画などの内容、通話内容などは含みませんのでご安心ください。引用:LINE社オフィシャルブログ
http://official-blog.line.me/ja/archives/73983192.html?_f=sl
トーク内容・画像は対象外ということでとりあえず一安心ということになりますが、逆に何を提供しているのかは以下と記載があります。
使用したスタンプ、絵文字、エフェクト、フィルターの種類・トークの相手、日時、既読、データ形式※、取消機能やURLへのアクセスなどの利用状況ということになります。
ただし、LINE公式アカウントとのトーク内容(テキストメッセージ・画像・動画の内容を含みます)を含むコミュニケーションは含まれるということです。
LINE社にとって第三者のトーク内容は送信されないが、LINE社とのやり取りは送信されるということのようです。
このややこしい仕様に利用者は「今回のtweetでよく分かって利用しなきゃなと改めて思った」「盗聴、記録は技術的にできますよね。」「確かにこわいね。気を付けないと。」などと言うコメントが寄せられております。
とはいえ、利用規約が事前に存在し、あらかじめ了承を得た上で利用しているという建前上、本件に関しては、LINE社側に法的な問題はまったくないものと思われます。
LINEのスパムにあえて釣られるととんでもないことになりましたが
どちらかといえばLINEを使った悪質なスパムやチェーンのほうがよっぽど有害であると考えられますので注意したいものです。
画像掲載元:いらすとや
(秒刊サンデー:たまちゃん)