花粉を水に変えるマスクと呼ばれる商品名のマスクが巷でいろいろな意味で話題となっております。この商品の概要としては、花粉やハウスダストを分解し水にするというまさに「永久機関」さながらのとんでもない商品ですが、本当に水に変えてくれるというのでしょうか。そしてその水は飲むことは出来るのでしょうか。
ー花粉を水に変えるマスクとは
DR.C医薬株式会社が販売しております新しいマスクです。花粉やハウスダストを水に変えてしまうというとんでもないマスクが話題なのですが、本当に水に変えてくれるのかどうかは全くわかっておりません。
DR.Cによりますと商品に含まれているハイドロ銀チタンが水に変えるということなのですが、説明によりますと以下のように記載されれおります。
医師の新しい発想で生まれたハイドロ銀チタンR️(Hyd[AgTiO2])は、タンパク質を分解する新素材です。花粉・ハウスダスト・カビ等のタンパク質や、汗・ニオイ・不衛生タンパク質を分解して水に変える、DR.C医薬独自のクリーン技術です。その技術をマスクに加工することによって、花粉やハウスダストのタンパク質を分解し、効果的な花粉対策をすることが可能になりました。引用:DR.C医薬株式会社
https://drciyaku.jp/mask/
ということで実際に水に変えることが出来るのかやってみました。
ーつけ心地
まずつけ心地ですが、一般的なマスクより若干厚みがあるように感じます。ハイドロ銀チタンの影響なのかどうかはわかりませんが、割と息苦しい。その分効果がある感は半端ない。
しかしこれで着けていても水にはならないので、手っ取り早く水にするために、大量の「花粉」そして「ハウスダスト」をぶつけてみることにしました。
ハイドロ銀チタンはハウスダストも分解するスグレモノとのことなので、それを実現すべく使った機械がこちら。
ー掃除機のゴミを練り込む
掃除機です。
大量のハウスダスト、そして花粉がつまっているはずです。
案の定ハウスダストと謎の汚い粉がでてきましたので、こいつをハイドロ銀チタンにぶつけてみます。私の理想では、数時間でこいつが「お水」になるという勝手な妄想。
そして、念の為パックして数時間放置。こうすることにより、少なくとも蒸発した水滴のようなものが、透明パックに付着するするはずです。
ということでこれを数時間放置してみました。
はたして、ハウスダストや花粉は「水」に変わったのでしょうか・
ー数時間後
数時間後、見てみますと・・・
特に変わった様子はありません。先ほどと同じ様な状態で水滴らしきものはありません。
もしかして接触部分が、ビショビショになっているなんてオチはないか、一応調べてみました結果・・・
サラサラです。
20代前半のOLの髪の毛ぐらいサラサラで、湿り気は一切なし。
どういうことだ、話が違うじゃないか!と思うのかもしれませんが、一応公式サイトを見てみますと・・・。
分解作用は、水分子レベルでの変化ですので、マスクが湿ることはありません。マスクは湿らない。
でも分解している。
分解どころか理解ができなかった。
ということで、こちらの花粉を水にするマスク、価格は1080円。
高いか安いかはアナタ次第。
(秒刊サンデー:湯川のおっさん)