目の錯覚というものは時に我々に信じられない事実を突きつけます。以前世界中で話題となったドレス問題は、未だに理解できない人も多いわけで、結局我々は何を見せられているのか。と疑問を突きつけたくなる瞬間でもあります。そんな中また新たな錯覚が世間を騒がせているようです。こちらの2つのテーブルをご覧ください。
ー2つのテーブルの大きさを答えよ
こちらにある2つのテーブル。大きさを比べてみて下さい。どちらが大きいでしょう。一見、左が奥行きがあり細くなっており右は正方形。形はまるで違うのですが、感覚的には左のほうが大きいかな、いや右の正方形も実は大きいはず・・・という曖昧な想像になるわけですが、一旦これどちらが大きいか考えてみて下さい。
このサイズについて海外サイトで大きな話題となっているようです。
ということで早速答えを見ていただきましょう。
まず2つのテーブルの大きさを比べるため、色分けします。左が緑、右が赤。
余計な背景を取り除きます。すると
信じられないのかもしれませんが、この2つの机の大きさ実は同じだったようです。
これは我々の脳内が2つのイラストに勝手に「奥行きがあるもの」だと錯覚させているため大きさが違うように見せているが、実は平面なので余計な背景を取り除くと同じだと判るのです。つまり背景にごまかされ、あたかも3Dのように見えていたため錯覚が発生したようです。
현재 내 상황ㅋㅋㅋㅋ pic.twitter.com/J82W9SsEld
— 라이트블린🐰 (@LightBlin) 2017年4月28日
ドレスの色の問題も実は、脳内で処理した明るさの違いによる錯覚が生み出しているようでした。結局我々は、目で見ているのではなく脳で処理しているのでその時点で何かしら勘違いが生まれて、このような不思議な現象を生み出すようです。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4509032/Can-tell-table-bigger-optical-illusion.html
(秒刊サンデー:たまちゃん)