はじめに


「ぶどう狩り」は、誰でも楽しめる美味しい秋の人気レジャーです。今回は、ぶどう狩りのシステムや、ぶどう狩りがもっと楽しくなるポイント、おすすめの体験スポットも合わせてご紹介します。

旅先で楽しむ、ぶどう狩りの魅力とは


秋の味覚「ぶどう」。高温少雨の気候を好み、日本では山梨県甲府市を始めとした各地で栽培されています。そのぶどうを自分の手で収穫できる「ぶどう狩り」は、毎年収穫期の秋になると多くの人々が体験したくなる人気のレジャーです。

摘み取ったばかりの新鮮なぶどうを味わいながら、農園ののどかな雰囲気を楽しめることが人気の理由のひとつ。ぶどうを通して秋の深まりを感じたり、旬のフルーツを思う存分堪能できる点も人々から支持されているポイントと言えるでしょう。

ぶどう狩りのシステム


ぶどう狩りは、大きく分けて「食べ放題」と「量り売り」の2つのシステムがあります。

自分の手で摘み取ることができるのが「食べ放題」。時間制限のあるところと、時間無制限のところがあります。収穫は1房単位で、基本的に食べきらないといけないため、食べ放題といってもたくさん採る人はあまりいないかもしれません。残った場合はグラム単位での買い取りになるところがほとんどです。

「量り売り」は、試食をしながら好きな種類のぶどうを選んで量り売りしてもらうシステムです。こちらは、さまざまなぶどうを食べ比べしたい方におすすめ。自分の手で収穫はできませんが、多種多様なぶどうの味わいを無駄なく楽しむことができます。

美味しいぶどうの見分け方


食べ放題のぶどう狩りで、自分の手で収穫したいという方に知っておいてほしいのが、美味しいぶどうの見分け方。ぶどうは置いておいても甘くならないので、収穫のタイミングがとても大切です。

まず時間帯ですが、鮮度の落ちにくい朝のうちの収穫がおすすめ。粒が揃っていて張りがあり、表面に白い粉(ブルーム)がついているものを選びましょう。このブルームは完熟したぶどうに自然に発生するもので、体に害はありません。美味しいぶどうを収穫して、秋のおいしさをたっぷり味わいましょう。

ぶどう狩りのおすすめスポット①加賀フルーツランド


「加賀フルーツランド」では、7月中旬から10月末までぶどう狩りを体験できます。時期によってぶどうの品種が変わり、登場する品種はデラウェア、ブラックオリンピア、マスカットベリーAの3種類。
時間無制限で食べ放題で楽しめるだけでなく、ビニールハウスでの栽培のため、雨天時も雨を気にせずぶどう狩りができるようになっています。

ぶどう狩りのほかにも、シャインマスカット、スチューベンといったぶどうを売店で購入することも可能。広大な敷地内にはバーベキュースペースも設けられているため、爽やかな風を感じながらのバーベキューもおすすめです。


◆加賀フルーツランド
住所:石川県加賀市豊町イ59-1
電話番号:0761-72-1800
営業時間:9:00~16:00(フルーツ狩り)、11:00~15:00(バーベキュー)
定休日:不定休 ※12月~2月末までは火曜日
ぶどう狩り体験料金:大人(中学生以上)1,300円~、小人(小学生)900円~、幼児(3歳以上)600円~ ※品種により異なる


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ぶどう狩りのおすすめスポット②山本観光果樹園


北海道余市町にある「山本観光果樹園」は、日本のりんご発祥の地と言われ、りんごをはじめとする多種多様なフルーツを栽培・収穫体験できるスポットです。

こちらのぶどう狩りは、9月よりバッファロー、デラウェアといった品種から、11月あたりまでナイヤガラが登場。少人数から大人数までみんなで楽しくフルーツ狩りをしたい方におすすめの果樹園です。

ぶどう100%ジュースやジャムといった加工品を販売しているので、旬のおいしさをお土産として買って帰るのもおすすめです。

◆山本観光果樹園
住所:北海道余市郡余市町登町1102-5
電話番号:0135-23-6251
営業時間:9:00~17:00 ※6月上旬~11月上旬
定休日:11月下旬~5月下旬
ぶどう狩り体験料金:食べ放題コース大人 1,100円/小学生 880円、食べ放題・もぎ取りコース大人 1,850円/小学生 1,630円 ※りんご・なし・ぶどう・もも・プラム・プルーン・栗すべて入園可


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おわりに


秋の味覚・ぶどうは自分の手で収穫すると、食べた際により美味しく感じるもの。せっかくなら今年の秋は、収穫したての美味しいぶどうを味わいに、ぜひおでかけしてみてはいかがでしょうか。



情報提供元: 旅色プラス