はじめに


平安時代、貴族の遊びのひとつだったとされる「屋形船」。
現在も日本らしい姿がみられるとして、海外からの観光客にも人気の体験型レジャーとなっています。
そんな船上での観光ができる「東京"屋形船"ナイトクルーズ・エンターテインメント」が天王洲アイルで運行!
外国人観光客はもちろん、日本らしい情緒を感じたい人におすすめです。

屋形船とは


そもそも屋形船とは、船の中で食事や景色を楽しむために屋根と座敷がついた和船のことです。
歴史はとても古く、原形とみられるものはなんと平安時代。その後、河川の整備が整いはじめて江戸時代には全盛を迎えます。
特に隅田川では、金銀漆の華美な飾りの船が見られ、大名や豪商が使っていたと言われ、月見や花見、花火など、四季を感じる場として使われていました。


屋形船文化は戦後しばらくは廃れてしまったものの、現在また人気の観光資源として人気が出ており、春のお花見コースや、夏の花火鑑賞、秋冬の夜景観賞など、お酒や食事とともに川沿いの景色を楽しめる観光娯楽となっています。

東京"屋形船"ナイトクルーズ・エンターテインメント


2019年10月8日(火)から2020年3月31日(火)まで、屋形船の魅力を広める「東京"屋形船"ナイトクルーズ・エンターテインメント」が開催されています。
毎回19時からの出航で、秋冬の澄んだ空気の中でより冴える東京の夜景を楽しめるのもポイント。
食事やお酒を和船に乗って楽しむ、日本ならではの体験は、世界有数のナイトエンターテインメントとして海外観光客からの注目を集めています。


乗船場所は天王洲 T-LOTUS桟橋。東京のビル群の夜の景色が見ることができます。
世界中の旅行体験を探せるサイト「Voyagin」から申し込めるので訪日観光客にも人気が出そうですが、まだ屋形船に乗ったことのない国内の旅行者にもおすすめです。

コース


「東京"屋形船"ナイトクルーズ・エンターテインメント」では、多種多様な4つのプランが用意されています。


品川駅周辺の高層ビル群との対比が東京らしい景色として、フォトスポットになっている品川の名所「品川浦 舟だまり」。その品川浦の屋形船に乗船する「東京の水辺を巡るナイトクルーズ」は、天王洲やレインボーブリッジ、隅田川でスカイツリーなど、王道の夜景を楽しめます。
「日本文化の体験と思い出フォトシュート」では、江戸情緒たっぷりの屋形船の船内で開運のための慣習である「鏡割り」を体験ができて、プロのカメラマンが撮影してくれるプラン。その場で自由にSNS投稿できるので、口コミで話題になっています。

さまざまな伝統芸も


夜の船上がさらに思い出深いものになる、日本の伝統芸や文化を体験できるプランも登場!

着付け体験をはじめ、南京玉すだれや三味線、日本舞踊などの日本芸能を楽しめる「各運航回毎に異なる特別企画プログラム」。各運航回毎によって実施する内容が異なるので、何度乗っても楽しめそう。
多言語に対応した「訪日外国人旅行者向け対応」も進んでおり、それぞれのスタイルに合わせて選べるのもうれしいポイントです。


◆東京"屋形船"ナイトクルーズ・エンターテインメント
場所:天王洲 T-LOTUS桟橋
会期:2019年10月8日(火)〜2020年3月31日(火)毎週火曜日運航・但し年末年始・休日を除く
時間:毎回19時出航 (〜21時30分頃帰港予定)
料金:プログラムによる

おわりに


日本ならではの情緒を体験できる「東京"屋形船"ナイトクルーズ・エンターテインメント」をご紹介しました。
和船の上で和食を食べ、日本文化を体験できる屋形船に乗ってみませんか?

情報提供元: 旅色プラス