はじめに


東京・神楽坂といえば、昔ながらの和の雰囲気とフランスの雰囲気が融合している町。その神楽坂で、2018年11月10日(土)から11日(日)にかけて、日本の様々な伝統文化を体感できる「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」が行われます。今や毎年行われている人気イベントで、粋な“日本”を体感しましょう!

「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2018」とは?


「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2018」は、日本の伝統文化を気軽に体感できるフェスティバルで、今年で6年目の開催となります。
日本を代表する伝統文化である民謡やお座敷遊び、音楽などを、情緒ある町並みが残る神楽坂で楽しめます。

10日(土)の前夜祭では、伝統芸能のライブなど、夜にしか体験できないイベントが開催され、11日(日)の本祭では、寺の境内に作られた講釈場で聞く漫談など、神楽坂の町の魅力を満喫できるイベントが楽しめます。
日本全国だけでなく、海外からの観光客にも人気のイベントとなっています。

◆神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2018
開催日時:前夜祭 平成30(2018)年11月10日(土)15:00~19:40頃
開催日時:本祭 平成30(2018)年11月11日(日)11:30~18:00頃 *両日共に雨天決行・荒天中止
実施会場:神楽坂エリア(毘沙門天善國寺、赤城神社、東京神楽坂組合・見番、神楽坂通りエリア内路上、歴史的名所旧跡、THEGLEE、縁香園、離島キッチン、神楽坂モノガタリ ほか)

「前夜祭」で夜の神楽坂の魅力を堪能


神楽坂といえば、夜の賑わいも町の魅力のひとつ。
夜の神楽坂の魅力をたっぷりと味わえるのが、10日(土)に行われる前夜祭です。
前夜祭の主なイベントは「店めぐり・伝統芸能ライブ」で、神楽坂にゆかりのある伝統芸の演者によるミニライブが、話題のカフェやレストラン、ライブハウスなどで気軽に楽しめます。

講談や落語のパフォーマンス、東京の民謡や地唄、端歌の演奏などを、演者による解説つきで見られるので、今まで見たことのなかった伝統芸能に気軽に触れられるチャンスです。
人気のレストランなどに足を運ぶいい機会になるので、神楽坂の夜をたっぷりと楽しみましょう。

「本祭」は神楽坂全体で伝統芸能を楽しめる!


本祭では、石畳の道を歩いていると偶然出会える三味線や江戸端唄などの「流しの芸能」や、昔にならって寺の境内に作られた講釈場で聞ける琵琶や浪曲、漫談が開催。また、メインストリートの3カ所にライブスポットが設置され、伝統芸能やモダンにアレンジされたパフォーマンス、雅楽の演奏などが見られる「街角ライブ」など、町全体で伝統芸能を楽しめるプログラムが準備されています。

日本固有の「お座敷遊び」を見学できるイベントもあるので、お座敷遊び未体験の方も、挑戦するチャンス! 英語による通訳もあるので、外国の人にも日本の文化に触れてもらえるイベントになっています。


「スタンプラリー」で街を知る


11日(日)の本祭では、神楽坂の名所旧跡の7カ所を巡るスタンプラリーも実施。さらに、歴史スポットの8カ所では神楽坂をよく知る「歴史ガイド」による解説を聞くことも可能です。「白銀公園」では江戸糸あやつり人形などの大道芸も実演され、大人も懐かしさを感じるひと時を過ごせそうです。

神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2018



おわりに


昔ながらの石畳の路地が残り、伝統芸能が息づいている町でありながらも、パリの洗練された雰囲気も併せ持つ魅力的な街・神楽坂。「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2018」で、神楽坂という街と、粋な日本文化の魅力にじっくりと触れましょう。
情報提供元: 旅色プラス