これぞ香港が誇る100万ドルの夜景！「ヴィクトリア・ピーク」とは
旅色プラス 2016年08月20日 18:18:00
はじめに
「ヴィクトリア・ピーク」は、香港にある山の名前です。
香港でも人気の観光スポットの1つで、ショッピングはもちろん、香港の綺麗な夜景が楽しめるスポットとなっています。
今回は、そんなヴィクトリア・ピークの魅力についてご紹介いたします。
香港の夜景が楽しめる♪「ヴィクトリア・ピーク」とは？
「ヴィクトリア・ピーク」は、「太平山」とも呼ばれている香港の観光スポットで、香港の100万ドルの夜景を見ることができる絶好のスポットです！
ちなみに、ヴィクトリア・ピークの呼び名は様々で、香港では、「ザ・ピーク」や「扯旗山」、「Mt.Austin：マウント・オースティン」とも呼ばれているんです。
香港の夜景が楽しめる♪「ヴィクトリア・ピーク」の歴史
ヴィクトリア・ピークは、アヘン戦争後にイギリスの植民地となったことで、開拓されました。
これは、山頂の眺めの良さと香港市街の蒸し暑さから逃れるため、西洋人たちがヴィクトリア・ピークに邸宅を建てて住むようになったからです。
しかし、山頂部に住む人々は極々限られており、本格的に住宅が増えるのは1888年頃のこと。
ヴィクトリア・ピークと香港市街を結ぶケーブルカー「ピークトラム」ができてからなんです。
1904年から1930年までの期間は、山頂部はヨーロッパ人のみのしか居住を認めない特別区間となっていました。
香港の人々が本格的に住めるようになったのは、1947年から。
ちなみに、現在でもヴィクトリア・ピークは高級住宅地となっており、社会的地位を持つ人々はここに邸宅を構えることが、1つのステータスとなっているようです。
香港の夜景が楽しめる♪「ヴィクトリア・ピーク」と名前
ヴィクトリア・ピークは、イギリス人が「ヴィクトリア女王」の名前にちなんで名づけました。
もともとは、「太平山：タイピンサン」と香港の人々は呼んでいました。
現在、“ヴィクトリア・ピーク”と呼ばれているのは、太平山の頂上を指しているわけではありません。
ピークトラムの終着点である駅と、その一帯のことで、実際の山頂より下にあります。
太平山の山頂は多くの峰に分かれており、その中の最高峰がヴィクトリア・ピーク(扯旗山)なのです。
扯旗山には、数多くの名前の由来があるそう。
1842年にイギリスが香港を統治していた際に、英国人の主権を示すために、イギリスの国旗を掲げたという説があります。
ほかにも、清朝時代に海賊が香港を拠点にしていた時代に、扯旗山の峰を見張り台に使用して、周囲を通る船に対して、手信号を送っていたという説などがあるんですよ。
香港の夜景が楽しめる♪「ヴィクトリア・ピーク」のおすすめの絶景
ヴィクトリア・ピークの絶景は、やはりその美しい夜景にあります！
きらびやかな高層ビル群の摩天楼は、まるで宝石箱を黒い布の上にひっくり返したようなキラキラとした美しさ♡
ヴィクトリア・ピークは、香港島の夜景を一番美しい角度で見ることができるので、連日人々の心を魅了しているスポットなのです。
百聞は一見に如かず！ぜひ一度、香港の夜景を眺めてみませんか？♪
香港の夜景が楽しめる♪「ヴィクトリア・ピーク」のおすすめの楽しみ方
さきほど、ヴィクトリア・ピークから見える美しい夜景をご紹介しましたが、ヴィクトリア・ピークの楽しみ方は夜だけではありません。
ヴィクトリア・ピークを訪れる観光客専用に、ショッピングモールや展望台などを備えた複合施設が、ピークトラムの終着駅に隣接しています。
そこで、最もおすすめなのが「マダムタッソーの蝋人形館」です。
東京にもあるじゃない……と思う方もいるかもしれませんが、ヴィクトリア・ピークの蝋人形館は、アジアのスターたちが数多くいます。
ブルース・リーにジャッキー・チェーン、千代の富士や吉田茂……そしてX JAPANのYOSHIKIなどの有名人が出迎えてくれますよ。
ちなみに、リアルが売りの蝋人形ですが、なぜかドラえもんやアトムの蝋人形もいるんです！
彼らもアジアを代表する有名人だったんですね♪
マダム・タッソー香港
香港の夜景が楽しめる♪「ヴィクトリア・ピーク」へ訪れる際の注意事項
香港には四季がありますが、日本と比べると夏が長く、高温多湿な気候です。
毎年7月～9月は台風シーズン。天気には気を付ける必要がりますね。
そんな香港の観光ベストシーズンは、11月～2月です。
寒すぎず、暑すぎず過ごしやすいです。
雨も少なく、空気が澄むのでヴィクトリア・ピークからの夜景の眺めを更に美しく感じられます！
治安は、世界治安危険度ランキングで163ヵ国中24位と比較的安全ではありますが、観光客目当ての犯罪(すり・おきびき・ぼったくり)などに対する自衛の心を忘れずに☆
香港の夜景が楽しめる♪「ヴィクトリア・ピーク」へのアクセス方法
日本から香港までは、成田から直行便が出ています。
香港の空港から、香港市市街に入り、セントラルの花園道のピークトラムを利用します。
乗車時間は約10分と移動時間は短いですが、ゆっくりとヴィクトラ・ピークへと向かうので、香港島の景色を楽しみながら移動できておすすめですよ♡
ちなみに、バスでのアクセス方法もあり、セントラルにある交易広場のバスターミナルから出ている15番のバスか、香港駅から出ている1番のミニバスで向かえます。
香港の夜景が楽しめる♪「ヴィクトリア・ピーク」周辺のおすすめスポット
香港に訪れたら、映画やドラマでお馴染みの「ネイサン・ロード」の観光がおすすめですよ♪
たくさんのネオンが輝く看板が頭上を駆け巡ります。
香港を訪れたことがない人でも一目でわかる有名スポットなんです！
ネイサン・ロードを映画の主人公になった気持ちでバスで走ったり、頭上のきらびやかな光景を感じながら徒歩での散策もいいですね。
ちなみに、ネイサン・ロードはお土産屋や飲食店はもちろんのこと、とってもディープなものが売っていたり、香港のB級グルメを味わえたりと楽しみ方は人それぞれ♡
ぜひ、自分流の楽しみ方でネイサンロードを制覇してみてください。
おわりに
香港といえば、美しい夜景が有名ですが、ショッピングやアート、グルメと香港の楽しみ方は人それぞれです。
最近は、世界一小さなディズニーランドとして有名な、香港のディズニーランドも人気観光スポットの1つになりましたね。
日本からも近く、時差もほとんどないので海外旅行ビギナーさんにおすすめですよ♪
情報提供元： 旅色プラス