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米マサチューセッツ州ビレリカ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
デジタル化が進む世界にとっての信頼される本人確認技術の世界的リーダー企業であり、米国における本人確認関連サービスの卓越したプロバイダーでもあるアイデミアと、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)は本日共同で、クルーズ船で入国または再入国する乗客の本人確認を顔認証で行うための米国税関・国境警備局(CBP)との試験を完了したと発表しました。本試験の目的は、米国の入国港における乗客確認で従来以上にセキュリティーを高め、手続きを迅速化することです。
米ニュージャージー州のケープ・リバティー・クルーズ港で実施された「海からの再入国」試験では、アイデミアの顔画像撮影/認識ソリューションを使用して、ロイヤル・カリビアンのクルーズ船から下船する乗客の顔認識情報を、クルーズ開始時に同船に乗船し、乗船券を持つ乗客の顔認識情報で確認しました。この試験では、多人数の乗客に対しても迅速にハイクオリティーの顔情報照合が行えること、通関の迅速化、下船客と乗船客が同じであることの確認が可能であることが実証されました。下船客への調査から、通関のスピードや顔認識カメラ使用に当たっての直感性の点で、高い満足度が示されています。
RCL、アイデミア、CBPは共に、「海からの再入国」試験が官民連携の好例だと考えています。アイデミア北米担当プレジデントのボブ・エッケルは、「アイデミアは『パッセンジャー・トランスフォーメーション』の最前線にあります。乗客は国境手続きの際に安全に移動できなければなりませんが、同時に迅速性と利便性も必要です。当社がRCLやCBPと共に試験中の生体認証ソリューションは、この重要技術を今日の国境管理アプリケーションで効率的かつ安全な手法で利用できることを実証しています。米国民や非米国民による米国への入国と米国からの出国を簡便でセキュリティーの確保された方法で促進することは連邦政府にとって重要な取り組みですが、特に顔認識はそのための不便を感じさせない方法です」と語っています。
RCLの船長でケープ・リバティー・ポート業務担当ディレクターのThomas
Hinderhoferは、次のように語っています。「ロイヤル・カリビアンはお客さまに楽しい体験を提供することに真剣な努力を傾けていますが、通関の最終段階を迅速かつセキュリティーが確保され、問題のないようにすることもその一部です。今回の試験は、米国に再入国する乗客の確認を迅速に行う同時に国境管理の重要要件にも対応できる点で、当社の期待を上回るものでした。」
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アイデミア
OT-モルフォは、アイデミアという名称になりました。アイデミアは、ますますデジタル化される世界で信頼される本人確認の世界的リーダーとして、接続された環境で可能になった方法で市民と消費者が交流、支払い、接続、旅行、投票ができるよう支援するという野心を持っています。
私たちが暮らす現在の世界では、私たちの本人確認情報のセキュリティーを確保することが必要不可欠となっています。拡張された本人確認を支持する立場に立ちながら、当社は個人が対象かモノが対象かを問わず、この資産を思考、生産、使用、保護する方法のあり方を塗り替えます。当社は金融、通信、本人確認、公共のセキュリティー、IoTの分野の国際的顧客を対象に、プライバシーと信頼を確保するとともに、認証されセキュアで検証可能なトランザクションを保証します。
売上高が30億ユーロ近くに上るアイデミアは、OT(オベルチュール・テクノロジーズ)とサフラン・アイデンティティー・アンド・セキュリティー(モルフォ)が合併して生まれました。この新会社は80カ国を超える国籍の1万4000人の従業員を擁し、180カ国の顧客にサービスを提供しています。
詳細については、www.idemia.comをご覧ください。ツイッターで@IdemiaGroupをフォローしてください。
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