フィンエアーは、ヨーロッパ内を運航するエアバスA320型機で、機内Wi-Fiサービスを2017年5月より開始する。
ViaSat(ビアサット)社の設備を導入するもので、乗客1人あたりの接続側路は12Mbpsと従来提供している機内Wi-Fiサービスでは最速となることから、ビデオストリーミングサービスの利用も可能となる。ビアサット社はEutelsat(ユーテルサット)社とともに、ヨーロッパ全域をカバーする高速衛星インターネットサービスの提供に取り組んでいる。
ビジネスクラス利用者とマイレージプログラム「フィンエアープラス」のゴールド・プラチナ会員、ワンワールドのサファイア・エメラルド会員は無料で利用できる。エコノミークラス利用者は時間もしくはフライト毎の料金体系となる。
フィンエアーでは、2017年5月までに日本線を含む長距離線用のエアバスA330型機で機内Wi-Fiサービスを提供すると発表しており、パナソニックアビオニクス社のサービスを提供している。