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スターウッドホテル&リゾートは、ドイツのベルリンに本社を置く、デザインホテル AGとのパートナーシップを拡大し、デザインホテルがスターウッドの11番目のブランドとなると発表した。
デザインホテル AGは独立系ホテルとリゾートの約300軒が参加する団体で、2011年にスターウッドが過半数の株式を取得。積極的な介入は現在まで行っていなかった。今回の提携強化で、デザインホテルに加盟するホテルが、スターウッドのウェブサイト、モバイルアプリ、世界中のカスタマーケアセンターを通じて予約できるようになる。また、ロイヤリティプログラム「スターウッドプリファードゲスト(SPG)」会員は、宿泊でスターポイントの獲得が可能になるほか、会員特典を受けることもできる。
これにより、デザインホテルはスターウッドのセールスやロイヤリティプログラムを活用することができ、スターウッドはSPGのプログラムをアピールすることでブランドイメージの強化に繋げたい考え。
最初の提携ホテルは、「グラマシー パーク ホテル」(アメリカ、ニューヨーク)、「エレミト」(イタリア、ウンブリア)、「ニラ モンタナ」(イタリア、ラ・トゥイ―ル)、「ニラ アルピナ」(スイス、サンモリッツ)、「C-ホテル&スパ」(イタリア、コモ湖)で、年内にも「イオン ラグジュアリー アドベンチャー ホテル」(アイスランド)、「トライブ ホテル」(ケニア)、「アビタグループホテル」(メキシコ)が加わる予定。2016年初めには、ロンドンの「タウンホールホテル」、上海の「ザ ウォーターハウス アット サウスバンド」、アテネの「ニューホテル」、シンガポールの「ワンダーラスト」、フランスの「レ・バン」、韓国の「ネストホテル」の予約もできるようになる計画で、2016年初めには40軒のホテルが予約可能になる。