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ソニー銀行は、全国の20歳から69歳の男女1,000人の海外旅行経験者を対象に、海外旅行時の外貨についてのアンケートをインターネット上で実施しました。
「海外旅行で外貨が余ってしまったことがあるか」を尋ねたところ、「ある」と答えた人は全体の86.5%にものぼり、8割以上の人が外貨をうまく使い切れていないことがわかりました。
「余った外貨をどう処理したか」については、6割以上の人がそのまま自宅に持ち帰り、保管していると回答。自宅で眠っている外貨の平均額は約1万8000円で、最大額は100万円にものぼりました。なかには、少数ながら「捨てた」という人もおり、その最高額は1万円相当でした。
「外貨両替についてストレスを感じたことがあるか」という問いには、54.8%が「ある」と回答。ストレスの最大の原因は「両替手数料が高い」ことである一方、外貨余りや外貨不足もストレスの一因になっていることがわかりました。
また、「海外旅行で使った金額が予算をオーバーしたか」については、3人に1人がオーバーしたことがわかり、不慣れな外国通貨には、ついつい財布の紐が緩みがちになることが判明しました。
慣れない土地での慣れない通貨の使用が金銭感覚を鈍らせ、使いみちのないまま自宅で保管されたり捨てられたりする“外貨ロス”を引き起こしていることが伺えます。