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新日本海フェリーは、新造船を建造する計画を発表した。
小樽〜舞鶴航路に就航している船舶を置き換えるもので、第1船は三菱重工業下関造船所で建造し、12月に就航を予定している。命名進水式は4月29日に実施する。
全長199メートルで、総トン数は約14,300トン。トラック約150台と乗用車約30台を積載できる。旅客定員は286名。
船内は3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーター、船首部には2層吹き抜けのフォワードサロン、最上階には露天風呂や多目的ルームを備える。
船室はオーシャンビューの浴室を設けたスイートルームのほか、専用テラス付きデラックス、シャワー・トイレが完備されたステート洋室、家族旅行に最適なステート和洋室、ペットと同伴できるウィズペットルームを用意する。
国内のフェリーでは初採用となるダックテールを含む最新鋭の省エネ船型、アンチローリングタンクとフィンスタビライザーの併用による省エネ型減揺システムなどの採用により、従来船と比べ省エネルギーが実現できるという。