エミレーツ航空は、ドバイ国際空港でファースト・ビジネスクラス利用者向けの送迎サービスと、空港ラウンジの営業を再開した。
送迎サービスは、ドバイを含む一部都市で再開した。送迎後には毎回消毒や洗浄を行うほか、ドライバーは就業前に健康チェックとマスク、手袋を着用し業務にあたる。
営業を再開したのはターミナル3のコンコースBに位置するラウンジで、ファースト・ビジネスクラスとエミレーツ・スカイワーズの上級会員が利用できる。座席数を減らしており、食事は個包装で提供する。ボトルを共有するワインやシャンパンの提供は中止している。従業員は防護服を着用するほか、利用者はマスクの着用も求められる。
機内では、エアバスA380型機のラウンジは一時的に利用できない。飛行時間が1時間半以上の場合には、客室乗務員とは別に、客室サービスアシスタントも乗務し、定期的にトイレの清掃を行う。
日本に唯一設置している成田空港のラウンジと、日本国内で行っている送迎サービスは順次再開する予定だという。