JR東日本は、ゴールデンウィーク期間中の鉄道利用状況を発表した。4月24日から5月6日までの13日間で、新幹線など主要16区間の利用者は31万8,000人となり、前年同日比5%まで落ち込んだ。
各新幹線の利用状況は、東北新幹線が前年比5%、上越新幹線(一部北陸新幹線含む)が同6%、北陸新幹線が同4%、秋田新幹線と山形新幹線が3%だった。また、在来線特急では、中央本線の「あずさ」「かいじ」号が同6%、東海道線の「踊り子」号が同2%、常磐線の「ひたち」「ときわ」号が同7%。減少幅が最も大きい「成田エクスプレス」号は同1%で、3,000人だった。
需要減少を受けてJR東日本は、5月28日以降の新幹線と中央線・常磐線特急について、運転計画が確定できないとして指定席発売を見合わせている。確定は5月中旬を予定しているという。