JTB(ジェイティービー)は、4月24日に開催した取締役会で、代表取締役社長執行役員の高橋広行氏が退任し、常務執行役員の山北栄二郎氏が昇格することを内定した。6月30日に開催予定の定時株主総会と、総会後の取締役会の承認の後、就任する。
高橋広行氏は取締役会長、現代表取締役会長執行役員の田川博己氏は取締役相談役にそれぞれ就任する。
高橋広行氏は、2014年6月に社長に就任し、3期6年を務めた。2018年4月には、グループ15社を統合させるなど、経営改革に取り組んできた。
山北栄二郎氏は、1963年生まれ。1987年4月に日本交通公社(現JTB)に入社し、関連会社の社長や旅行事業本部グローバル副本部長、JTB欧州代表などを経て、2020年1月からJTBの常務執行役員を務めている。
JTBでは、構造改革と成長戦略を更に推進し、グローバル領域やデジタル領域での変革を加速するために、経営陣の若返りを図るとしている。