日本航空(JAL)は、国際線プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスで、オリジナルワインの提供を開始する。
JALとフランスのワインメーカーが共同開発し、フランスの5種のブドウで造りあげた。JALワインアドバイザーでマスターオブワインの大橋健一氏とワインテイスターの大越基裕氏の名字の頭文字である「DOUBLE “O”」と名付けた。日仏友好160周年を記念して、7月からパリを中心に開催される文化芸術イベント「ジャポニスム2018」の広報企画の一つとなる。
白ワインはグルナッシュ・ブランをメインとし、ミッド・パレットに厚みを持たせるためにヴェルメンティーノを活用。マスカットの爽やかな香りを生かしつつ、ヴィオニエのほのかな苦みも生かして爽やかかつ複雑味を持つワインに仕上げた。赤ワインはグルナッシュ・ノワールをメインとし、ミッド・パレットとして厚みとやわらかさを有しながらも豊富できめの細やかなタンニンを持つマルセランを活用。白ワインのコンポーネントとなるマスカットを加えて香りを立たせた。
ロンドンとパリ線では8月1日から、それ以外の路線には順次導入する。