エアバスは、全日本空輸(ANA)に引き渡しを予定しているエアバスA380型機初号機の主要部位の組み立てを完了し、ロールアウトした。
今後、別の作業場に移動して構造部の装備を完成させ、エンジンの取り付け、コックピット装備を行うほか、電力システムや油圧、空調システムなどのテストを実施する。
客席は、ファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席、エコノミークラス383席を装備するほか、エコノミークラスの60席にカウチシートを導入する。
ANAホールディングスは2016年に3機を発注しており、2019年春に東京とホノルルを結ぶ路線で運航を開始することを予定している。