タイ国際航空は、ボーイング787-9型機のビジネスクラス「ロイヤルシルククラス」の座席に、エアバッグ機能付きの最新のシートベルトを装備しているため、安全上の理由により一部の乗客は利用できないことを明らかにした。
利用できないのは、ウエストのサイズが142センチ以上、2歳以下の幼児を保護者の膝の上に乗せてシートベルト装着する場合となる。他の機材で運航するフライトか、エコノミークラスの利用を検討するよう呼びかけている。なお、座席を占有する幼児として座席の確保し、基準を満たしたチャイルドシートを持参した場合に限り、ロイヤルシルククラスの利用ができる。
タイ国際航空は、2017年9月にボーイング787-9型機を初受領した。ロイヤルシルククラス30席、エコノミークラス268席の計298席を配置している。現在は2機を保有している。