エアアジア・ジャパンは、名古屋グランパスとのダイヤモンドパートナー契約を締結した。
ダイヤモンドパートナーはパートナー契約のランクで最上位にあたり、年間3,000万円以上のスポンサー料を支払うという。名古屋グランパスのダイヤモンドパートナーは11社目となった。契約期間は3月1日から2019年1月31日まで、トレーニングウェアパートナーとして背中下部にロゴ、スタジアムへの広告看板の掲出などを行う。
同じ愛知県を拠点とするスポーツチームで、エアアジア・ジャパンの「日本の空にイノベーションを起こす」という想いと、名古屋グランパスの「挑戦する」というキーワードが共通していることなどから契約に至った。今後はスタジアムでの客室乗務員の応援といったイベントなどのほか、サポーターをアウェイ戦へ運ぶチャーター便の運航も検討する。国内の格安航空会社とJリーグチームのスポンサー契約は初めて。
3月3日には豊田スタジアムで、エアアジア・ジャパンのジェニー・マユコ・ワカナ取締役社長と名古屋グランパスエイトの小西工己代表取締役社長が出席し、パートナーシップの締結式が開かれた。ホーム開幕戦となるジュビロ磐田戦では、試合前に客室乗務員が審判と選手を先導した。
小西工己代表取締役社長は、「愛知県に生まれた新しい航空会社で、中部から日本へ、日本からアジアへ、アジアから世界へということで、名古屋グランパスエイトが目指す未来と同じで嬉しく思う。パートナーシップ契約のお話を頂き、非常に感謝している。エアアジア・ジャパンと世界を目指していきたい。」と感謝の意を述べた。ジェニー・マユコ・ワカナ取締役社長は、「セントレアに拠点を置くエアラインとして、このような素晴らしいチームを応援することができ、嬉しく思う。」と話した。