ルフトハンザ・ドイツ航空は、受給調整の一環として、東京/成田〜フランクフルト線を夏スケジュール期間も運休を継続する。
東京/羽田〜ミュンヘン・フランクフルト線は就航可能な機材の中で大型の機材であるエアバスA340型機、ボーイング747-8型機を使用しており、東京/成田〜フランクフルト線からの利用者が流れている傾向にあるという。
スイスインターナショナルエアラインズが東京/成田〜チューリッヒ線を就航しており、ルフトハンザ・ドイツ航空とスイスインターナショナルエアラインズのドナルド・ブンケンブルク日本・韓国地区支社長は、「ルフトハンザグループとしては、成田にも就航しているという状況。市場の需要に対して適正な容量に是正するという取り組みの一環で、商業的な弊社にニーズに合致する。」と話した。ルフトハンザグループでは、2016年9月にオーストリア航空が東京/成田〜ウィーン線から撤退している。
また、「成田縛り」と呼ばれる、羽田空港への乗り入れ時に成田空港を発着する路線を残さなければいけないという規制には、「日本の規制の中で例外を受けている状況。冬スケジュール以降は評価中で、仮に冬スケジュール以降も再開しないという場合は再度適用を申請しなければいけない。同時就航でだぶつきが発生した。政府の柔軟な対応に感謝している。」(ドナルド・ブンケンブルク日本・韓国地区支社長)と述べた。