日産はプレミアムコンパクトの新しいモデル「ノート オーラ」を発表した。2WDと4WDを設定し、この秋から発売する。価格は2WDが261万300円、4WDが286万8800円から。


PHOTO◎井上 誠(INOUE Makoco)/平野陽(HIRANO Akio)/Nissan

日産の新しいコンパクト、ノート オーラは「プレミアム」を標榜している。コンパクトカーのノートをベースにしているが、内外装の細部まで「上質」にこだわっただけでなく、パワートレーンはノートの第2世代e-POWERをさらに出力アップした進化版を載せる。

■日産ノート オーラ車両価格


2WD


G:261万300円


G レザーエディション 269万9400円


4WD


G FOUR:286万8800円


G FOUR レザーエディション 295万7900円

新しい日産のプレミアムコンパクト「ノート オーラ(NOTE AURA)

ノート オーラはノートより40mm全幅が広く、3ナンバーとなる。

開発コンセプトは


「新次元の電気の走りと上質さを纏ったプレミアムコンパクト」


で、ノートの


「コンパクトカーの常識を変える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクト」から「上質・プレミアム」方向へシフトしている。日産は、輸入車やMクラスのHEVではない新しいプレミアムコンパクトの市場をノート オーラで形成しようと考えている。




ベースとなったノートと同じくプラットフォームはCMF-Bプラットフォームを使う。全幅を40mm、ノートより広げたことで力強さ、ボリューム感に溢れたスタイルとなっている。


一見して、日産のEVフラッグシップである「アリア」に共通する新しい日産のデザインであることがわかる。

日産ノート オーラ 全長×全幅×全高:4045mm×1735mm×1525mm ホイールベース:2580mm

トレッド:F1510mm/R1510mm ノートより20mmワイドトレッドとなる。
最小回転半径は5.2m(ノートは4.9m)

運転席前の12.3インチフルTFTディスプレイ「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」と9インチのナビゲーションを組み合わせた先進的なインテリアもノート オーラの特徴だ。

インテリアは質感を含めてノートとはだいぶ違う。

パワートレーンは、ノートと同じく第2世代e-POWERを積むが、上質な走りを実現するために、フロントモーターはノートの116ps/280Nmから136ps/300Nmへとパワーアップしている。リヤにモーターをつんだ4WDモデルもラインアップする。

発電用エンジンは1.2ℓ直3DOHC(HR12型)最高出力:82ps(60kW)/6000rpm 最大トルク:103Nm/4800rpm

エンジン(HR12型)モーター(フロントがEM47型、リヤがMM48型)ともに、型式はノートと変わらないが、フロントモーターの出力は136ps/300Nmへとアップしている。

価格差は42万3500円 ノート オーラとノートの違い

左が新型ノート オーラ、右がノート

タイヤサイズはノートオーラ(左)が205/50R17、ノート(右)が185/60R16

ノート オーラのよりワイド感が強調されたリヤスタイルが際立つ

ノート オーラとノートのスペックの違いを表にまとめてみた。


両モデルで、コンパクトとプレミアムコンパクトの違いの価格差は42万3500円である。


まずは2WDモデルのスペックを比較しよう。

日産ノート
日産ノート オーラ

日産ノート
日産ノート オーラ

情報提供元: MotorFan
記事名:「 日産ノート オーラ プレミアムコンパクト登場!もパワーアップしたe-POWER搭載 ノートとどう違う?