オーナーのキノさんは初めからこの仕様にするためベース車選びからスタート。シルバーだったボディは自分の手でハーフラッピングを施しツートーンとしている。もちろんボンネットは劇中車と同じダクトだらけのものへ変更。またヘッドライトは自作加工でデイライトとラインを追加した。自分で加工することを厭わず、むしろ楽しんでいるオーナーなのだ。
自分で加工したヘッドライトにはIMPREZAやWRXなどの文字まで入れてある。手書き感に溢れているが、これもオーナーの愛情を表したものだろう。自分で貼ったというハーフラッピングにはしっかり赤いラインが入れられていて、細かい部分へのこだわりも感じるところ。
フェンダーとタイヤのすき間が見えないくらいにローダウンされているが、これはブリッツ製の車高調システムにより実現した。低くなった車高をさらに低く見せる赤いマッドフラップは、これまたオーナーの自作品だ。アルミ板でしっかり強度がありそうなフレームまで作り込まれていて、器用さに感心してしまうところ。
ローダウンした足元にはウエッズスポーツSR-10の18インチアルミホイールを履いている。劇中車はエンケイの18インチホイールだったはずだが、デザインや色合いが似たものとして選んだようだ。
自作精神はどこまでも貫かれていて、劇中車が使用しているリヤのルーフスポイラーがどうしても手に入らない。そこでキノさんはここも自作することにした。FRPの素材から成型して劇中車と同じシルエットを再現。しかも今回のイベントに合わせて製作を始め、できあがったのはイベント前日の夜だったという。劇中車レプリカは自己満足のものだが、来場者に見せるためなら苦労を厭わない姿勢は天晴れ!というしかない。
外装にかけては劇中車レプリカを目指してDIYを続けてきたオーナーだが、内装については基本的にノーマルを保っている。カーボンパネルや追加メーターを設置したくらいだろうか。ただ、ダッシュボードには劇中車のミニカーや登場人物を模した人形を飾り、見る人が楽しめるよう工夫されていた。そのオーナーであるキノさん、当日は息子さんを助手席に固定したチャイルドシートに乗せて参加。記念撮影している姿がなんとも微笑ましかった。