フォルシアは、スコットランドに本社を置き最新バックライト技術を手がけるdesignLED社を買収した。

 designLEDは、フォルシアのディスプレイ技術を強化し、「コックピット・オブ・ザ・フューチャー」の没入感を高める。同社が提供する製品は、豊富な知的財産に加えて、高度なモデリング機能とシミュレーション機能を基盤とし、柔軟性に優れた省エネバックライト技術を、複雑なディスプレイやインテリアなど、ほぼあらゆる自動車の表面素材に適用できる。




 画像のユーザー体験や画像処理に強みを持つIRYSTecの技術力と相まって、designLEDは、安全性、パーソナル化、利便性を高める最先端の新たなバックライトの開発を可能にする。これによりフォルシアクラリオン・エレクトロニクスは、あらゆる種類のコックピット構成に簡単に統合できる次世代ディスプレイの開発に向けて、さらに高い設計自由度を得られる。




 フォルシアのディスプレイ・グローバル・プロダクトライン ダイレクター、エドゥアルド・ダ・シルバ氏のコメント


「designLEDの先進技術と高度な人材によって、当社のディスプレイ技術エコシステムが拡充されます。モビリティにおいて、没入感の重要度が急速に高まっており、designLEDの買収を通じて、コックピットのユーザー体験におけるフォルシア独自の地位を強化することをめざしています」

情報提供元: MotorFan
記事名:「 フォルシア:designLEDを買収 ディスプレイ技術の強化と高い没入感をめざす