電動マイクロショベルの市場導入後、ホンダとコマツは土木・建設現場へモバイルパワーパックを供給し、バッテリー交換をはじめとするアフターサービスも含めた電動建機の利便性向上に向けて実証実験を進める。
そして将来的には、他のマイクロショベルや1tクラスまでのミニショベルの電動化も共同開発するほか、土木・建設現場で使われるさまざまな機材に対するモバイルパワーパックを活用した電動化や、海外市場への展開等を共同で検討していく。
ホンダは、電動モビリティやパワープロダクツと連携したスマートな電力オペレーションに、電動ショベルをはじめとする土木・建設現場のさまざまな電動機材を加えることにより、モバイルパワーパックを活用した幅広いバッテリー共用システムネットワークの構築を目指していく。現場のゼロエミッション化や再生可能エネルギーの活用をさらに進めることで、「環境負荷ゼロ」の循環型社会、持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。