新製造設備では、これまでの設備で実現できなかった高機能ポリプロピレンを生産でき、これにより、自動車材用途等での軽量化、薄肉化ニーズへの高度な対応が可能となる。また、リサイクルに貢献する素材の提供等を通じて、マテリアルリサイクルの推進を図る。
プライムポリマ―は今後、需給環境に見合った生産能力とすべく、既存製造設備の停止を実行していく。生産体制再構築により、約7万トン/年(13年対比)のGHG削減効果を見込んでおり、更にバイオマス原料を使用した素材の提供等を通じて、サーキュラーエコノミーへの対応を強化していく。
1.製品 ポリプロピレン
2.生産能力 20万t/年
3.立地 プライムポリマー市原工場(千葉県市原市)
4.製造技術 三井化学からのライセンス技術(HYPOL法)
5.スケジュール 2021年8月着工、2024年11月営業運転開始