2000年には、パフォーマンス向上を図るためにポルシェへ依頼、燃焼室形状の再設計、インテークマニフォールドの新規作成、カムプロファイルの見直し、VVCの採用などにより、10kWのさらなるパワーを得るに至った。フランスのエンジンでは珍しく(?)当初からDOHC4バルブのベルトドライブシリンダーヘッドである。V6という性格上、中上級クラスあるいはミニバンクラスの車種で、なかでもフラッグシップのグレードに採用された。ユニークなところでは、ルノースポールによって255hp/300Nmまでハイチューンされ、ミッドシップされたケースもある。