また、マイクロレンズアレイ構造の形状を精密に制御して拡散角をコントロールすることで、拡散標準角8°/10°/12°の製品をラインアップ。顧客のHUDの設計に適した製品を選べるため、既存の拡散フィルムを本開発品に置き換えるだけでHUDの性能向上が可能。
※1 一般的な拡散フィルム(拡散角5°、正規分布拡散)を本開発品(拡散角8°、トップハット状拡散)に置き換え、デクセリアルズにてシミュレーション
シミュレーション結果使用例微細構造形成技術を用いてマイクロレンズアレイ構造を形成:デクセリアルズの要素技術である微細構造形成技術を用い、ベースフィルムの表面に紫外線硬化型樹脂からなる微細なレンズを配置した構造を形成。 光をトップハット状に拡散配光させ、ロスや輝度ムラを低減:最適な配光特性となるように設計されたマイクロレンズアレイ構造が光をトップハット状に拡散配光。正規分布(ガウス分布)状に光を拡散する一般的な拡散フィルムに比べて光のロスが少ないため、光の利用効率が向上し、高輝度化を実現。また、光の強度を整えやすいため、輝度ムラを低減できる。