トヨタ紡織は、車室空間でのウイルス感染抑制対策として、パーティションを開発し、タクシーの営業車両約50台で実証実験を開始する。

 トヨタ紡織は、車室空間でのウイルス感染抑制対策として、自動車の運転席に後付け可能なパーティションを開発し、4月から本格的にタクシーの営業車両約50台で実証実験を開始する。




 今回開発されたパーティションは、運転席のシートに取付けるもので、パーティションで飛沫を防止するだけでなく、フィルター付送風ファンをパーティションに取付けることで、運転席にクリーンな空気を供給するとともに、エアシールドを形成、空気感染を低減する。これらはトヨタ紡織が人中心の空間開発で培ってきた技術を活かしたもので、タクシーやシェアカー等の運転席に後付けすることで、快適・安全・安心な車室空間を提供する。




 なお、4月19日から28日に開催される「第19回上海国際モーターショー」(中国上海市)にて参考展示する。

パーティションの装着イメージ

情報提供元: MotorFan
記事名:「 トヨタ紡織:ウイルス感染抑制パーティションを開発、実証実験を開始