毎月掲載しているホットなサブロクを紹介しているコーナー!!


若い頃は日産L型にも精通していたが長く続けて残ったのはN360だった。


レースへ参戦を続けてきたからこそノウハウが今の愛車に生きている。

メーターパネルが独立して左右が小物入れになるのはN1までの特徴。基本ノーマル。シフトはシャフトを切ってTN純正を使う。サイドはショート加工運転席だけフルバケに変更。いつでもレース可能な状態をキープしている。

長くクルマを趣味にしているとジャンルや排気量を問わず楽しめることを知っているはず。今回紹介するN360オーナーは日産L型エンジンにハマッていた時期もあり、某有名チューナーとも知り合い。隣り合うガレージで日夜L型をチューニングしてきて、今ではクルマの販売から整備、車検などを請け負うショップを営んでいる。




もうL型をイジることは少なくなったし、自分でも乗らなくなってしまった。けれど若い頃から同時に所有してきたホンダの空冷2気筒エンジン車、N360だけは続けてきた。やはり維持費が格安ということ、エンジンチューニングの可能性ではL型に負けない魅力が備わっていること、などがその理由だ。




今から15年ほど前まではK&Kクラブマンズミーティングというレースがあった。360㏄時代の軽自動車ばかりが、筑波サーキットを舞台に全開でタイムを競っていた。




今の愛車は10年ほど前、別のNが売りに出ていて見に行くと、もう1台Nがあったので2台まとめて引き取ってきた1台。この当時から塗装はそのままだ。




長くレースを続けてきたからサブロク、というよりチューンドN360のフィーリングが体に染み付いているオーナーさん。昔からやっているのでRSCの手法やパーツにも精通している。そこでエンジンはボアアップにより低速からパワフルにした。ミッションはNⅢ用を移植しつつ、手元が遠いのでTNトラックの部品を使ってシフトノブの位置を変更。これもRSC流なのだ。




詳しく知りたい方は2021年3月発売のG-ワークス5月号をご覧下さい♪

情報提供元: MotorFan
記事名:「 月刊G-ワークス連載企画〜HONDA N360〜