そんな中、好調だったのがCX-30だ。2月は5005台で前年同月(3754台)を大きく上回った。2021年モデルから2.5Lガソリンターボがラインナップに加わったことがセールスを後押ししているようだ。また、フラッグシップのCX-9も3151台(前年同月比+7.7%)と堅調だった。
そして、新型コロナ禍でなぜか販売台数を伸ばしているのがMX-5 Miata(日本名ロードスター)だ。2020年のセールスは8807台で前年を13.6%も上回ったのだが、21年に入ってからも勢いは衰えておらず、2月も836台(前年同月比+3.6%)と上り調子をキープ。なかなか先の見通しにくい窮屈な世の中で、少しでも開放感を味わいたい…という北米のユーザーがオープンカーに惹きつけられているということだろうか。
北米マツダ・車種別販売台数【2021年2月】
MAZDA3:3083台(−18.0%)
MAZDA6:1327台(−23.3%)
MX-5 Miata:836台(+3.6%)
CX-3:519台(−45.2%)
CX-30:5005台(+33.3%)
CX-5:1万2087台(−16.4%)
CX-9:3151台(+7.7%)
TOTAL:2万5259台(+11.4%)
※( )内は前年同月比