残念ながら、2月は他の自動車メーカーも低調だった。北米マツダは2万6008台で前年同月比−8.4%、北米ホンダに至っては10万6328台で前年同月比−11.4%という結果。それらに比べると、北米スバルはまだ落ち込みが少なかった方だ。
2月に販売台数が落ち込んだ要因は二つ。営業日数が前年よりも2日少なかったことと、広範囲に及んだ記録的な大寒波のせいだ。特に後者の影響は深刻で、停電が発生した自動車メーカーの工場は稼働停止を余儀なくされた。
そんな中、北米スバルで好調だったのはクロストレック(日本名XV)だ。1万691台(前年比+29%)を販売し、2月としては過去最高のセールスを記録した。また、BRZもすでに新型がアンベールされモデル末期であるにもかかわらず、販売台数を増やしている。
北米スバル・車種別販売台数【2021年2月】
フォレスター:1万3482台(−18.1%)
インプレッサ:2708台(−30.9%)
WRX/STI:1721台(−3.7%)
アセント:4619台(−22.8%)
レガシィ:2234台(−8.2%)
アウトバック:1万2666台(0%)
BRZ:179台(+7.8%)
クロストレック(日本名XV):1万0691台(+29.0%)
トータル:4万8300台(−6.6%)
※( )内は前年同月比