好調だったのは、やはりSUVだ。CX-5は1万3583台(前年同月比+5.2%)と相変わらずマツダの主軸となっている。また、CX-9は2698台(前年同月比+5.7%)、CX-30も3624台(前年同月比+53%)と、いずれも前年より数字を伸ばしている。
そんな中、右肩下がりの販売台数となっているのがCX-3だ。374台(前年同月比−67.4%)という寂しい数字となってしまった。小さい車体が北米で受け入れられていないのか、CX-30とカニバっているのか、色々と要因は推測できるが、ちょっと残念だ。
その一方、なぜか新型コロナ禍で好調なのが、MX-5 Miata(日本名ロードスター)だ。2020年の年間セールスでは、前年よりも13.6%増となる8807台を販売。2021年1月もその勢いは止まらず、536台(前年同月比+35.4%)を販売した。閉塞した空気をオープンカーで払拭したいという願望の現れなのだろうか!?
2月以降も、北米マツダの好調さが持続することを期待したい。
北米マツダ・車種別販売台数【2021年1月】
MAZDA3:3046台(+22.0%)
MAZDA6:1398台(−20.3%)
MX-5 Miata:536台(+35.4%)
CX-3:374台(−67.4%)
CX-30:3624台(+53.0%)
CX-5:1万3583台(+5.2%)
CX-9:2698台(+5.7%)
TOTAL:2万5259台(+11.4%)