「エフィシェントグリップRVF02」の開発においては、ミニバンの特徴である車高の高さによる横揺れの軽減と車内の静粛性の改善を図り、快適性の向上を実現。また、同時に、転がり抵抗も軽減させ、全40サイズでAAとなり経済性の向上も実現している。
トレッド面は、大きさの異なる5つのショルダーブロックの配列を最適化。ピッチ数を増やし、ランダムに配置することで路面からのピッチ音(叩き音)を分散。パターンノイズとピッチノイズの低減に貢献しており、パターンノイズは従来品(イーグルRV-F)より14%低減している。
また、がたつきのあった接地形状は滑らかになるよう最適化。路面へ徐々に接地するため衝撃が緩和され静粛性が向上した。これによりロードノイズは従来品(イーグルRV-F)より9%低減している。
内部構造では、トレッド内部のベルトおよびオーバーレイヤーと、サイドのプロファイルを最適化することで路面からの衝撃を緩和し、上質な乗り心地を実現している。