ヘッドライトは新デザインのLEDヘッドライトが全グレード標準装備となる。また、インテリジェントハイビームはマルチファンクションカメラが常に前方の状況を分析。先行車や対向車の有無により、ハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車を幻惑することなく、常に最適な前方視界を確保する。
・ブラインドスポットモニターシステム
走行中、斜め後方のブラインドスポット(死角)に存在する後続車輌を超音波センサーが感知。ドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯させる。
・アクティブセーフティブレーキ
前方の車輌や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させる。車輌および歩行者を検知し、作動範囲は5〜80km/hとなっている。
・レーンデパーチャーウォーニング
車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると、警告を発する。
・トラフィックサインインフォメーション
制限速度に関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示。制限速度はドライバーが任意でクルーズコントロールまたはスピードリミッターに連動させることが可能だ。
・ドライバーアテンションアラート
マルチファンクションカメラにより、車線に対するふらつきを検知し、居眠り防止の警告を発する。
・フロント、バックソナー、バックカメラ
バックカメラは後進の際に車輌後方の状況をタッチスクリーンに自動で写し出す。距離や角度が認識できるガイドラインにより周囲の状況が手に取るように把握できる。また、障害物等が接近すると警報を発するソナーを前後に装備している。※フロントソナーはSHINEに標準装備
パワートレインはグループPSAのPureTech1.2ℓガソリンターボエンジン(アイドリングストップ付き)にアイシン・エイ・ダブリュとの共同開発による電子制御6速オートマチックトランスミッションEAT6を継続採用。PureTech1.2ℓエンジンは、4年連続エンジン・オブ・ザ・イヤーを獲得し、パワー&トルク、アクセルに対するツキ、レスポンス、燃費性能、環境性能の各要素においてコンパクトクラスの名機と評されるものだ。今回はさらにエンジンマネジメントソフトウェアの最適化によりJC08モードを15%も向上させている。JC08 モードで21.0km/ℓ(旧18.2km/ℓ)、WLTC モ ードで17.2km/ℓだ。
新型の導入記念として特別仕様車EDITION 2021(エディション2021)を設定。1インチアップの17インチホイールとルーフステッカー、さらにインテリアにテックウッド(一台一台木目の異なるプリント)をあしらった、より温かみのあるシックでリビングのような雰囲気が魅力だ。
特別仕様車のEDITION 2021をのぞき、グレードはSHINEとFEELの2グレード展開となる。SHINEはEDITION 2021のベースとなる装備充実のメイングレードとなり、アドバンスドコンフォートシートとカラーアクセントの入ったエメラルド内装と継続仕様のシートのスタンダード内装がそれぞれのボディカラーと組み合わされる。FEELはモノトーンルーフ(ボディ同色)とスタンダード内装とシート、16インチスチールホイール、フロントソナーやバックカメラ、ブラインドスポットモニターの有無などが相違点となる。
全長:3995mm
全幅:1750mm
全高:1495mm
ホイールベース:2535mm
車輌重量:1140kg
ドライブトレイン:1.2 ℓ直列3気筒ターボ、81kW/5,500rpm(110ps)、205Nm/1,750rpm
トランスミッション:6速オートマチックEAT6
C3 FEEL:235万円
C3 SHINE(スタンダード内装):257万5000円
C3 SHINE(エメラルド内装):259万5000円
C3 EDITION 2021:269万9000円