ストリートゼロヨンから競技へ…ストックボディで戦うには意味がある!! ここではNA3500cc以下のクラスで戦うマシンを詳しく紹介していくが11月に行なわれたオプション&G-ワークスドラッグで、驚異のタイムを叩き出した北海道0-4ファクトリー石岡号を緊急詳細取材してきた。

エンジンはL28改。ただの改ではなく、エンジンブロックやヘッドも自分の使い勝手や仕様により選ぶという奥が深いエンジン。それをチューニングし、NA3.4リッターで370psを絞りだす石岡号。カムなどを見せてもらうためにヘッドカバーを開けてもらう。

未だに現役で走る昭和40年代中盤から52年まで製作されてフェアレディZ S30。しかも現在の競技でナンバーワンを競っている車種というのだから驚く。それは発進から400mまでのタイムを競うドラッグレースだ。現在は専用コースが日本から消滅していて、兵庫県セントラルサーキット周回コースの直線を利用して行なわれることが多く、今回のドラッグレースもこちらで開催している。各地の飛行場等で行なわれることもある競技だ。




今回紹介するこちらの車輌は、ゼロヨン車輌としつつもストリートも走ろうと探していて見つかった車体。年式相応の状態だったため、キレイに直そうとひとつずつパーツを取り外していく課程で「どうせなら」と軽量化も行なっていくうちにどんどんエスカレート。かなりの軽量化の形になってしまったという。




元々、ターボでゼロヨン競技に参加していたオーナー、タイムが僅差のNAクラスが面白いと思いそちらに移行し、今までのノウハウを注入しクルマを製作し試行錯誤。今回のタイムの前にも日本記録を出していたが、さらに細かい仕様変更を行なった。当日の大会は自身の減量(10kg以上!)も行なうというストイックさ。




そのような仕様変更や各部の写真が見たい方は2020年12月発売のG-ワークス2月号をご覧下さい♪

情報提供元: MotorFan
記事名:「 2020年11月。日本一速い記録を叩き出したフェアレディS30!! 前人未踏のNA3500ccストックボディで10秒1!!