スクーター王国・台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」が2021年のNEWモデルをオンラインで発表。写真は遊び心溢れるデザインに仕上げられたKRN BTというモデル。武骨なイメージのサブフレーム、フロントマスクを彩るヘッドライト&ウインカーステーや低めにセットされたヘッドライト、一体感溢れるタンデムグリップなど、超個性的な外観が特徴。カスタム素材としての一面を持ち合わせる、注目の一台だ。


REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)


※注:国内販売価格、販売日時は未定

ネーミングのKRN BTは「KRN=麒麟(キリン)」、「BT=BestTechnology(ベスト・テクノロジー/最高の技術)」を意味。

獰猛な龍の顔に、伸敏な鹿の胴体などを加味した麒麟(きりん)。国内の大手ビールメーカーのイラストでもおなじみ。

 新たに発表されたKRN BTは、中国の神話に現れる伝説上の生き物、麒麟(きりん/写真)をイメージしてデザイン・設計された、SYMが誇るBTシリーズの超個性派モデルという位置付け。丸パイプを駆使したサブフレーム、ヘッドライト&ウインカーステー、タンデムグリップをバランスよく組み合わせ、これまでにない独自のフィルムを形成しているのがポイントだ。




 このモデルには、A.L.E.H(アンチリフトエンジンハンガーシステム)、スタート&ストップシステム、Z.R.S.G(ゼロ抵抗スターター&ジェネレーターシステム)など、SYMが誇る独自の技術を投入。これにより優れた安全性と環境性を確保している。




 武骨な車体から、KRN BTは大柄なイメージ。しかし発表によると、コンパクトなボディに、低回転域での強力なトルクを誇るエンジンを搭載。シンプルな構造を採用することで、各パーツの交換も容易な仕様に設計されている。各部の寸法や重量、エンジンの仕様や排気量など、詳しいスペックは非公表。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【モチーフは麒麟】不思議デザインのスクーター、何cc? どんなエンジン?「SYM KRNBT」