また、インテリアでは、専用のゴールドカラー・シートベルトやテキスタイル/ファインナッパレザー・コンビネーションスポーツシート、パドルシフト等が採用されている。
「CleanZone – アドバンスト・エア・クオリティ・システム(PM2.5 センサー、車内自動換気機能付)」が採用された。車内から微粒子状物質を除去することで PM2.5粒子を最大95%車外排出することが可能となり、これにより車内のエアクオリティが最適化され、大気汚染や微粒子による健康への悪影響を抑制する。また、オプションの B&W プレミアムサウンド・オーディオシステムがアップグレードされ、音場再現性が更に向上し、新たに“Jazz Club”モードが追加採用された。
今回新たに、180km/h の最高速度制限とケア・キー(搭載されるキー2 本のうち 1 本がケア・キーとなります)が導入された。ボルボでは、新しいボルボ車に搭乗中における死亡者または重傷者をゼロにすることを目指しているという。しかしながら、技術面だけでは死亡者や重傷者をゼロにできないことを認識しており、今後、ドライバーの行動面にも焦点を当ていく。その中で自動車の速度超過が死亡重症事故の大きな原因の一つであることから、すべてのボルボ車の最高速度を時速180 キロに制限した。また、ケア・キーを使用することにより、運転免許を取得したばかりの運転経験の浅い方や、ご高齢の方が運転する際、また他人に貸し出す際などに、予めクルマの最高速度を任意の速度に制限しておくことができる。速度制限およびケア・キーはどちらもドライバーのより適切な行動をサポートすることで交通事故による死者、重傷者をゼロにすることを目指した取り組みによるものだ。
クルマ、人、サイクリストが混在する複雑な交通環境において、事故を未然に防ぐためにクルマにできる最善の対策として、先進の安全・運転支援機能「対向車対応機能」や「歩行者・サイクリスト検知機能」、「インターセクション・サポ ート(右折時対向車検知機能)」などを備える「City Safety(衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム)」をはじめ、「全車速追従機能付 ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」、「パイロット・アシスト(車線維持支援機能)」、「ステアリングアシスト付 BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)」、「衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付 CTA (クロス・トラフィック・アラート)」、「ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避機能)」、「オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)」などを全車に標準装備している。