今年の冬、突如、姿を消した、新東名高速下り65.1KP(長泉沼津IC直前)に設置されていた、LHシステムが、この秋、衝撃の復活を遂げた。果たして、一時的撤去のその意図、とは?

第1車線(走行車線)ならだいじょうぶ?

☆新規(復活?) オービスDATA


場所:静岡県沼津市


道路:新東名高速道路


方向:下り(長泉沼津IC直前)


機種:LHシステム


速度測定方式:ループコイル式


制限速度:100km/h
2枚目の事前警告板は、約700m手前の64.4KPに出現!

撤去前のLHは電光板の真下から2車線を狙っていた。よーく見ると、3車線拡幅に合わせて、アーチの形状、サイズも変わっていることがわかる。

 このオービスが突然、撤去されたのは、今年の冬。旧型のオービスやHシステムなら話はわかるが、現時点では最新鋭ともいえるLHシステム、それもそこそこの取締り実績をあげていただけに、その撤去理由には様々な憶測が飛んでいたことはいうまでもない。当情報局は路面の撮影ポイントを示す白線がそのまま残っていることから、当時、行なわれていた御殿場JCT-浜松いなさJCT間の拡幅工事(3車線化)に合わせて、アーチを取り換える必要があり、一時的にオービスを撤去したのでは? と結論付けたが、真相は不明なままであったことも事実だ。




 で、復活した姿を見ると、まさに大正解。明らかにアーチが別物となっており、電光板も左側にオフセットされている。肝心のLHシステム自体は、以前のように電光板の真下ではなく、アーチの上、左右に配された端末で2車線を捕捉している模様。右側の端末は明らかに追い越し車線ネライだが、第一走行車線(第一車線)には白線が引かれていないところを見ると、左側の端末が狙っているのは第2走行車線と見ていい。この際、単独でアーチを建てて3車線ネライにすれば取り締まり効率も上がるのに、とも思うが、もしかして電光板でオービスをカモフラージュしようという魂胆が、少なからずあるのかも。




 いずれにしても黒いアーチに黒っぽく見えるオービスという危険設定(?)は変わっていないだけに、特に夜間は要注意。700m手前の第2事前警告板を見たら素直に減速を開始しましょう! ここはまだ120km/h制限区間ではないこともお忘れなく!

オービスの種類や特徴は、こちら!
情報提供元: MotorFan
記事名:「 予想的中! 消えた新東名高速道路のオービスが、お色直しでカムバック!